Twitterが近くに居る人のツイートを表示させる「Nearby」機能をテスト中
By Andreas Ivarsson
Twitterがフォローしているかしていないかに関わらず近くにいる人のツイートを表示させる、「Nearby」と呼ばれる機能を、モバイルアプリで試験的に提供していることをウォールストリート・ジャーナルが明かしました。
Twitter Test Shows 'Nearby' Tweets - Digits - WSJ
http://blogs.wsj.com/digits/2013/12/14/twitter-test-shows-nearby-tweets/
このNearby機能は、Twitterのモバイルアプリの位置情報をオンにして使用している一部ユーザーの画面に時々現れる、として発覚しました。Nearbyには専用の「Nearbyタイムライン」が存在し、このタイムライン上に近くに居る人のツイートが自動的に表示されます。広告主などはこれまでフォロワーに対してしかツイートを表示できませんでしたが、ロケーションを要素として加えることでより正確にターゲットに広告を投げることができるようになるというわけです。
Twitterで位置情報を含んだツイートが可能になったのは2010年のことで、この機能は現在はデフォルトではオフになっており、ユーザー自身の手でオンにすることで初めて使用可能になります。
Nearbyタイムラインの画面上部には地図が表示され、地図上には青色アイコンでユーザーの現在地が示されます。そして、画面下半分には最近近くでつぶやかれたツイートが表示されますが、どこでつぶやかれたものかまでは不明。ツイートはリアルタイムで更新されるので、近くで開催されているイベントの情報などをすぐにキャッチアップできるようになるとのこと。もちろん位置情報を共有しないように設定することも可能です。
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