スマホでドライブ中の現実と未来世界を融合させるARアプリ「漫画ドライブ」
iPhoneのカメラ機能とGPSなどの各種センサーを組み合わせ、車をドライブしている現実と未来世界を融合させるAR(拡張現実)アプリが「漫画ドライブ」です。車の速度・加速度、方向を検出し、自動車の進行方向に連動してゲーム画面が変化して行く仕組みになっており、運転のスムーズさの判定もしてくれるというアプリをさっそく試してみました。
【漫画ドライブ】新感覚ARドライブゲームアプリ公式サイト
http://manga-drive.com/index.html
以下の公式ムービーでは「漫画ドライブ」がどのようなアプリなのかが紹介されています。
【漫画ドライブ】新感覚ARドライブゲームアプリ - YouTube
アプリ内には全部で68個のステージが用意されており、実際の車の運転がアプリ内の走行距離にも反映されるようになっています。
iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 漫画ドライブ
https://itunes.apple.com/jp/app/mangadrive/id694555870
「漫画ドライブ」をApp Storeで見つけたら、「無料」をタップ。
「インストール」をタップ。
アプリをインストール後、「開く」をタップします。
アプリが起動すると、アメコミっぽいタッチの画面が表示されました。
「OK」をタップ。運転中は危険なので、ドライバー以外の人が操作してください。
ホーム画面はこんな感じ。
画面下にはメニューが表示されています。歯車のアイコンをタップすると……
車体選択画面が表示されました。最初に持っている車体は「雷鳴」というバイクです。
レベルが進まないとゲットできないようにロックされている車体や……
アプリ内課金でゲットできるモデルもあります。
「ボレアース」という名前のロボットっぽい形態の何かも見つかりました。
それでは実際に走ってみます。このアプリはドライバー以外専用なので助手席に座る人が担当です。このように、カメラを前方に向けて持ってもらいました。
車が走り出すと、GPSが動きを感知して「START」と表示。
画面は3D表示されており、さまざまな文字や風景がこちらに向かって飛んできます。
走行を続けているとマンガに出てくるような「ゴゴゴゴゴ」という装飾文字も登場。
走行中はこんな感じ。車の動きをGPSセンサーが感知して画面の表示が変わるようになっています。
「漫画ドライブ」運転中の画面表示はこんな感じ
スムーズな走りが続くと、コンボが加算されていきます。
走行距離に応じて「SHINAGAWA」や「SHINJUKU」など実在の地名がついたステージが設定されており、クリアするごとにポイントが加算されていきます。
ステージクリア時には、得点と獲得ポイント、そしてスムーズさのランクが表示されます。以下の画面は最高ランクの「S」をゲットした時のもの。
ステージが進むと、背景の風景も変化するようになっています。
スムーズな走りをしているあいだは、上記のようなCGの風景画像が表示されて未来感あふれる画面になるのですが、急加速・急ブレーキ、急ハンドルなどの荒い運転を行うと、一転して現実に引き戻されるという仕掛けが用意されています。以下のように警告画面が表示され……
マンガっぽい画面が映し出されたと思ったら……
突然現実の画面が表示されました。このような表示に変わったら、運転が荒くなっていることを示しています。
なお、このアプリでは未来の乗り物を運転していることになっているので、画面右下にはバッテリー残量が表示されており、残量がゼロになると一時的にアプリが止まってしまいます。
そんな時はバッテリーをタップして、持っているポイントを使ってチャージすると再びアプリを使えるようになります。なお、実際のiPhoneのバッテリー残量とは無関係です。
たまっているポイントを使って、新しい車体を手に入れてみます。レベル2以上でゲット可能な「稲妻」を選んでみました。車体の画像をタップ。
「はい」をタップ。
画面に「SELECTED!」が表示され、乗り換えが完了しました。
走ってみると、画面の表示が少し変化しています。「稲妻」だけあって、路面に稲光りが走っています。
こちらのかわいい「ファイアボルト」の場合だとどうなるか試してみます。
路面に炎が表示され、「ボボボ」という効果音が表示されました。これ以外にも車体によって画面エフェクトが変化するので、いろんな種類を集めるのも楽しいかもしれません。
アプリ起動中は思いのほか本体が発熱します。測定するといちばん熱い場所で33度程度になっていました。そのため、バッテリーの消耗も早めなのがウィークポイントかも。
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