Facebook/Twitter/Evernoteなどの創業者が起業家のために書いたメモ「Startup Notes」

初めて起業するときには、わからないことがたくさんあり、アイデアに詰まってしまい、前に進めなくなることがあるそうです。「Startup Notes」は、FacebookやTwitter、Evernoteの創設者が、起業家のために書いた「一言アドバイス」や「メモ」をまとめた本で、起業の時に不安になったり、アイデアに詰まった時に読むと、いい刺激をもらえそうな内容になっています。
2013 Startup School
http://startupnotes.org/
◆1:フィル・リービン(Evernote CEO)

1社目はコンサルティングの会社、2社目は暗号化の会社、そして3社目に起業したのがEvernoteです。

「大好きなものを作りましょう!」

早い段階で共同創業者を育成する

一緒に起業できないような友人をつくらない

構造化することに特化しない。商品に対して創造的になる。

日々の業務は楽しくない。月々の業務が楽しいのです。

出口戦略を立てない。売りたくないものを作ること。

自分のために作りなさい。

◆2:Dan Siroker(Optimizely CEO)

最初に製品を購入してくれた人に多くの時間を費やす。

コードを書く前に、製品が売れました。

A/Bテストはデヴェロッパーを必要とすることが障害。

マーケットを知らない限り、優先順を付ける事は難しい。

いい質問をすることは、アドバイスすることよりも重要です。

厳しいフィードバックはループするもの。でも、今は140人の顧客がおり、10の言語に対応、5000人のユーザーがいます。

起業家はアルゴリズムを書く。

◆3:Ron Conway(SV Angel CEO)

最初は人に投資する。

SV Angelが投資する企業のうち40%は倒産する。うまくいくまで何度も繰り返す創設者は影のヒーローです。

メトリクスに関して文句を言わない。

価値を与えてくれる投資家を探しなさい。

ソーシャルアプリはコミュニケーションの方法を変える。

素早く行動すること。条件規定書は、職務を強制することと同じです。

製品に集中することが重要。

決断力のある人間になる。

共同創設者であろうが、素早く雇い、素早く解雇。

何が足りないかを知ること。

デザインはコードよりも重要である。

◆4:Chris Dixon(AIGZ)

素晴らしいアイデアは、一見悪く見えることもある。2つの条件を満たしているものがベストなアイデア。


誰も知らないヒミツを知りましょう。

ボトルの水のように明らかでした。

自身の経験を役立てる。

別々の機能。

権力者はまるでおもちゃを扱うかのように解雇する。

それは社会規範に挑戦することですか?

◆5:Diane Greene(VMware 投資家)

大きなビジョンを持っていました。

オフィスで修正してはいけない!

価値を与え、方向性を定めてくれる人物を探すこと。

デッドラインは、全てのことに役に立ちます。

大事なのは人の人生を楽にすること。

◆6:Chase Adam(Watsi アドバイザー)

非営利団体は糞食らえ。

いいことを、上手にすること。

信頼を勝ち取りなさい。

非営利団体の最悪なところは「誰もNoと言わないこと」

黄金律に従う。

ユーザー数・収入・資金調達がゼロということは、誰からも恩をうけていません。

自分自身より大事なことを見つける。

世界を小さくする=世界を良くする

◆07:ジャック・ドーシー(Twitter 創設者)

ジャック・ドーシーは起業家に送る一言として、お気に入りの本の一節を引用しています。
「The Art Sprit」(著:Robert Henri)から、「すでにやったことをするためにここにいるわけじゃない。拒否されることを心配するな」

「The Score Takes Care of It self」(著:Bill Walsh)から、「誰かの夢のためにやるんじゃない」「うまく行っているときほどしんどいことをやれ」「褒める>非難する」「小さなことが問題を明らかにする」

Daily(毎日)という題名のノートを作り、「すること」「しないこと」をリスト化して毎日チェックするだけで、集中できる。

◆08:マーク・ザッカーバーグ Facebook CEO

自分が作りたいものを作りました。

Facebookが、ここまで大きくなることは予想できませんでした。

アプリは、もっと人間っぽくなるべき。

他の人のためにやることが、趣味のようなものでした。

決心しろ。

あの失敗のおかげで何十億も損しました……まあ、いいでしょう。

社員を雇うときに大事なのは、自分がその人の下について働けるか、ということ。

スタートアップが魅力的だなんて、絶対に思っていませんでした。

重要なことを1つだけ選びなさい。

◆9:Natan Blecharczyk(Airbnb 創設者)

成功数より失敗数が多くなる。

全ての経験は付加されていきます。

パートナーを選ぶ事が1番重要。

スタートアップのライフサイクルはこんな感じで、起業したばかりの時は順調ですが、すぐに下降線をたどります。しばらく不調が続いた後に、段々と回復していきます。

やめる前に100%出し切りなさい。

物差しで測れないことに挑戦する。

下記のURLから購入可能で、1冊40ドル(約4000円)。日本への発送は20ドル(約2000円)かかります。
Buy Startup Notes
http://buy.startupnotes.org/

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