味がまったく想像できないホワイトチョコ入りラーメン「ホワイトチョコNoodle」を食べてきました
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チョコが入ったラーメンというと麺屋武蔵がロッテとコラボした「味噌ガーナ」や、先日閉店してしまったクラー軒(くらーけん)の「チョコ担々麺」などがありますが、大阪にある「フスマにかけろ」というお店が「俺のラーメン創作Cup!!第0回決勝戦」の出品ラーメンとして「ホワイトチョコNoodle」というホワイトチョコを使ったとても変わったラーメンを販売しています。10月19日(土)から11月10日(日)までの限定販売となっており、味に全く想像が付かず気になったったので、お店に行って食べてきました。
「俺のラーメン 創作Cup!」俺作事務局
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フスマにかけろ 中崎壱丁 中崎商店會1-6-18号ラーメン店主 中崎壱丁の気のままブログ
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「フスマにかけろ 中崎壱丁 中崎商店會 1-6-18号ラーメン」に到着。「フスカケ」という愛称があります。
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「魚焼干し貝汁系ラーメンつけ麺」と書かれた大きな提灯に、80年以上続く京都の老舗製麺所麺屋棣鄂(ていがく)の文字が書かれています。
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看板の裏には様々な魚介類の段ボールが確認できます。
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目当てのホワイトチョコNoodleの看板も発見。さっそくお店に入ってみます。
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店内に入り食券を購入。今回はオーソドックスな「旨味正油其の弐肉そば」(税込680円)と「ホワイトチョコNoodle」(税込900円)を注文します。
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「旨味正油其の弐肉そば」は平打ちストレートの国産小麦100%ホクスイ麺(スルスル)と平打ちちぢれのHW麺(ちゅるズズズ)の2種類から選択が可能。今回は国産小麦100%ホクスイ麺(スルスル)を選んでみました。ホワイトチョコNoodleはあらかじめ麺が決められています。
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待つこと10分弱で注文した2品が完成。
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まずはオーソドックスな旨味正油其の弐肉そばから食べることに。大きな赤身が残るチャーシューとあさりが目を引きます。
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あさりは殻が付いた状態での提供。
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細長の大きなメンマ・カイワレ・丼を覆うようなチャーシューも美味しそう。
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店名に「フスマ」と入っているので、麺にフスマのざらざらとした食感と独特の味を感じると思いきや、スルスルとした食感が気持ちよく、スープとしっかり絡みます。スープはやや甘味を感じるしょうゆ味で、複数の魚介類がどの味も主張しすぎることなくバランス良く溶け込んだ奥深い味。スープの旨味がかなり強烈なので、しょうゆよりダシの味がかなり主張が強め。カイワレのピリリとした味もいいアクセント。
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低温調理で仕上げられた赤身の残るチャーシューは豚肉の味が閉じ込められており、レベルが高い仕上がり。クオリティが高い上に、丼を覆うような大きさで量が多いのも嬉しいところ。
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細長いメンマも他のラーメン店ではあまり食べられないような柔らかさで、メンマが好きな人は追加トッピングするのもアリ。チャーシュー・メンマが単品メニューで頼んでもいいようなクオリティなので、これらをつまみにビールを注文するのもオススメ。
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続いてホワイトチョコNoodle。ブログによると「濃厚鶏清湯にホワイトチョコを合わせた新感覚の創作らーめん」とのことで、特に強烈なホワイトチョコの香りは感じません。使用しているホワイトチョコは森永のダースのようです。
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紫キャベツが非常に鮮やか。
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洋風のラーメンを意識してかサーモン
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アスパラガスとミニトマト
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カリフラワーも載っかっており、具材はちょっとシチューっぽい感じ。揚げねぎも浮いています。
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麺の太さは旨味正油其の弐肉そばよりやや太めの中細麺。スープはホワイトチョコレートの味が全面に押し出されたものではなく、鶏清湯と乳製品のコク・ホワイトチョコのまろやかな甘味が絶妙のバランスで融合。揚げねぎもスープにコクと甘味を与えています。似たものを挙げるなら粘度の低いシチューのような味で、隠し味としてホワイトチョコレートが使われているというイメージ。
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塩気や甘味が強すぎることなく適度なバランスなので、スープはいくらでもゴクゴクと飲めます。「ホワイトチョコレートの入ったラーメン」という文字の並びだけを見るとゲテモノに思えますが、味わってみると、今までにはない斬新で美味しいラーメンを作ろうという作り手の心意気が感じられます。
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サーモンはシチューに入っているもののように乳製品の入ったスープとの相性も良し。旨味も少しスープに溶け出して、これまたいい感じ。
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紫キャベツはシャキシャキとした食感が良く、スープの味と良く合っています。
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ミニトマトの酸味もまたスープとの相性がバッチリ。見た目だけでなく、味もかなり計算された作りになっているようです。
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スープも残さず完食。個性を追求しながら味も申し分がないオンリーワンなラーメンでした。
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ホワイトチョコNoodleは11月10日(日)までの限定販売。「フスマにかけろ」が参加している「俺のラーメン 創作Cup!」は大阪の6店舗で決勝戦が繰り広げられており、他にも麺や而今の「舞茸踊る 鶏湯そば ~牡蠣のコンフィ添え~」やラーメンたんろんの「ハーブ系 エスニック中華そば」など他では見られないようなラーメンが食べられます。
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in 試食, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article I have eaten white chocolate-filled rame….