スマホと連動して使うレンズスタイルカメラ「DSC-QX100」「DSC-QX10」速攻ムービー&フォトレビュー

レンズ、CMOSイメージセンサー、イメージプロセッサ、ズームレバーやシャッターボタン、電源ボタン、メモリーカードスロット、バッテリーなどのカメラとレンズの構成要素を全て「レンズ型ボディ」に搭載した"レンズスタイルカメラ"が「DSC-QX100」と「DSC-QX10」です。このレンズスタイルカメラをスマートフォン(Android端末もしくはiOS端末)に装着してWi-Fi接続することで、スマートフォンの画面を確認しながら高画質の写真やムービーを撮影可能になるとのことですが、実際にどのような使い心地になっているのか9月13日(金)に開催された「Xperia Z1 Japan Premiere」にて確かめてきました。
「レンズスタイルカメラ」を発売 | プレスリリース | ソニー
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201309/13-0912/
◆DSC-QX100
これはDSC-QX100。1.0型の裏面照射型CMOSイメージセンサーおよびF1.8の大口径カールツァイスレンズを搭載しているので、高画質・高感度撮影のできる高画質カメラ、とのこと。

本体正面はこんな感じ。

本体右側面には左からズームレバー、シャッターボタン、そしてカールツァイスレンズを搭載しているので「ZEISS」の文字が配置されています。

「ZEISS」と書かれた部分にはmicroSDメモリーカード/メモリースティック マイクロ用スロットと内蔵バッテリー充電用のmicroUSBポート。

左側面には本体バッテリー残量と記録メディアが挿入できているか確認可能なウィンドウ。

底面はこんな感じで三脚用ネジ穴があります。

本体上部には電源ボタンとインジケーターランプ。

本体先端部分にはフォーカスリングがあり、マニュアルでピントを合わせることも可能。

本体裏側にはスマートフォンにカメラスタイルレンズを装着するためのアタッチメントが付いており……

これは取り外し可能。

取り外すとこんな感じ。

パカリ。

中には630mAhの内蔵バッテリー、バッテリー使用時間は約220枚/110分。

電源ボタンを押して本体を起動すると本体がグイーンっと伸びます。

本体を起動すると自慢のレンズがキラリ。

レンズスタイルカメラとスマートフォンをWi-Fi接続して使用する際には、NFCを使えば簡単に接続できます。DSC-QX100のNFC領域は赤枠部分。

これをスマートフォンのNFC領域に近づけてやれば自動で接続可能。同じくソニー製のXperia Z1のNFC領域にはDSC-QX100と同じNマークがあります。

DSC-QX100とXperia Z1をWi-Fi接続して撮影している様子は以下のムービーから見ることができます。
SONY DSC-QX100 Xperia Z1との接続~撮影 - YouTube
さらに、本体裏側のアタッチメントの爪を起こして……

矢印の向きに爪を伸ばします。

そしてXperia Z1に装着。

DSC-QX100を装着したXperia Z1はこんな感じで完全にデジタルカメラです。

撮影時はこんな感じ。


こんな風にDSC-QX100とXperia Z1を離して撮影することも可能なので、通常のデジタルカメラには不可能な場所での撮影もできそう。

DSC-QX100を手に持って撮影するとこんな感じになります。
SONY DSC-QX100 リモートでカメラ撮影 - YouTube
レンズスタイルカメラではF値の設定や……

露出

ホワイトバランスなどを細かく設定可能。



撮影モードは「おまかせオート撮影」「プレミアムおまかせオート」「プログラムオート撮影」「絞り優先撮影」の4つ。

シャッタースピードとISOはオートで設定されますが、画面右下にシャッタースピードが表示されます。

レンズスタイルカメラをスマートフォンと接続して使用する際には「PlayMemories Mobile」を利用、Xperiaシリーズだけではなく他社製AndroidスマートフォンやiPhoneでもレンズスタイルカメラを使用できます。

写真撮影時には2M(1920×1080)にリサイズされた画像がスマートフォン側に送信されますが、これは設定でオリジナル画像をスマートフォンに送信するよう設定することも可能。

◆DSC-QX10
これはDSC-QX10、基本的な使用方法はDSC-QX100と全く同じです。カラーはホワイトとブラックの2色展開で、高画質カメラのDSC-QX100に対して光学10倍ズームが可能な高倍率ズームカメラとなっています。

正面

本体上部には電源ボタン。

右側面にはDSC-QX100と同じくズームレバー・シャッターボタン。

そしてシャッターボタン下にはmicroUSBポート。

底面の三脚ネジ穴があり、21と書かれたシール部分の裏側にmicroSDメモリーカード/メモリースティック マイクロ用スロットがあります。

左側面には本体バッテリー残量と記録メディアの挿入状況を示すウィンドウ。

本体裏側にはスマートフォンとDSC-QX10をくっつけるためのアタッチメントあり。

アタッチメントの爪を持ち上げるとこんな感じ。

アタッチメントを外すしてカバーを開けると内蔵バッテリーあり。バッテリー使用時間はDSC-QX100と同じ約220枚/110分。

Xperia Z1とDSC-QX10をつなげるとこんな感じ。

なお、DSC-QX100とDSC-QX10の日本国内での発売は10月25日となっています。

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