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ビールの製造方法を軽快に教えてくれるムービー「How to Make Beer」


暑い日にはビールが最高においしく飲めますが、そんなビールの歴史はとても古く、メソポタミア文明が繁栄していた頃には大麦を使用して造っていたとされる資料が残っているほど。そんなビールの造り方を簡単かつ軽快に教えてくれるムービーが「How to Make Beer」で、ビールの造り方を知ることで日頃何気なく飲んでいるビールへの愛着が増し、お酒の席でのちょっとした話のネタとしても使えそうなムービーとなっています。

How to Make Beer, the Animation. on Vimeo


ビールは一体どうやって造られるのでしょうか。


ビール造りに必要な材料は水・麦芽・ホップ・酵母の4つ。


まずは麦芽をひいて細かく砕きます。


次になべと大量の水を準備。


なべの中の水を70度にまで熱しておきます。


その中に細かくひいた麦芽を投入。


水温を70度に維持したままで、60分間麦芽を煮立てておくと……


麦芽に含まれているデンプンなどの多糖類が分解されて糖化(mash)します。


この液体を濾過し、砕いた麦芽を取り除きます。


次は濾過した液体の温度を100度にまで上げて……


その中にホップを投入して60分間ボイル。


ホップ投入から45分が経過したら、なべの中に新しくホップを追加して残りの15分間煮込みます。


ホップのボイル開始から60分が経過したら、なべの中身をまぜまぜ。


ホップを煮沸することでビール特有の苦みと香りが付加されるようです。


そしてなべの中にパイプを入れて……


パイプ内に冷水を通し、なべの中の液体を冷やします。


100度まで上昇していた液体の温度を……


約20度ほどまで冷やしました。


温度の下がった液体を容器に移し……


この中に酵母を投入。酵母を入れることで、液体中の糖分がアルコールや炭酸ガスに分解され、これによりビールのアルコール成分と炭酸ができあがるというわけ。


酵母の投入後、容器には発酵栓を取り付けます。


十分な発酵を終えたら、容器の中に呼び水を入れて……


液体をボトルに詰め替えます。


ビンのふたを閉めて……


しばらくの間熟成するのをまてばビールの完成です。


あとはグラスに注いでビールを楽しむだけ。


ムービーを見ると「自分でも造れそうだな」と思うほど簡単な行程でビールが出来上がりますが、日本では酒類製造免許を持たない人がアルコール度数1%以上の酒類を醸造することは禁じられています。

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in 動画,   , Posted by logu_ii

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