レビュー

無料で複数の質問形式やテンプレートが使え集計もしてくれるアンケート作成ツール「SurveyMonkey」を使ってみました


世論調査や科学の実験、マーケティングなどさまざまな用途に利用されるアンケート。しっかりと質問を練りアンケートを採ればその結果からは多くの情報を得ることができます。しかしアンケートを作ったり質問を考えたりするのは非常に面倒な作業でもあります、そんなアンケートを簡単に作成可能で、複数の質問形式やテンプレート、さらには作成時のアドバイスまでしてもらえる無料ツールが「SurveyMonkey」です。

SurveyMonkey: 無料WEBアンケート作成・フォーム作成ツール/アンケートASP
https://jp.surveymonkey.com/


◆アンケートを作成
まずはSurveyMonkeyのトップページにある「無料登録」をクリック。


ユーザー登録画面に移るので、必要な情報を入力したら「アカウント登録」をクリック。


これがSurveyMonkeyのユーザーページです。


というわけでさっそくアンケート作成に取りかかります、ページ内の「アンケートを作成」をクリック。


するとこんな画面に変わるので……


「タイトル」にアンケートの名前を入力、「カテゴリ」ではアンケート内容が属するカテゴリを選択、そして「続行する」をクリック。


なお、アンケートカテゴリは「イベント」「マーケットリサーチ」「人事」「人口統計」「教育」「顧客フィードバック」「その他」の7種類。


これがアンケートの中身を作成していく、アンケートの編集画面。


まずは画面上部の「アクア」を選択……


するとアンケートデザインを複数のテーマを選択することで変更できます。今回は「サマー」を選択してみます。


すると赤枠部分のカラーが変更されました。有料版ではカスタムテーマの作成が可能で、背景やフォントの色フォントサイズなどを自分の好みに変えることが可能。


アンケートのデザインを決めたら「質問の追加」をクリックして質問を作成していきます。


質問はこんな感じのウィンドウで作成、まずは赤枠部分に質問内容を入力。


例えばアンケートで「性別」を質問する欄を作成してみます。


次にテキストボックス下の「質問のタイプを選択」をクリック。


すると複数の質問タイプが表示。質問のタイプは通常のテキストボックスから選択肢・複数段階評価・マトリックス形式の選択肢などなど幅広く用意されています。今回は「性別」を質問するので「複数選択肢(回答は1つのみ)」をクリック。


選んだ質問のタイプにより、質問の回答を入力するテキストボックスが出現します。


質問内容「性別」に対する答えの選択肢を入力すればOKなので、「男」と「女」を入力。選択肢が複数ある場合は回答ごとに改行しておけば良し。


さらに質問の表示サイズや配置場所も変更可能です。


質問作成が終了したら「保存して閉じる」をクリック。


アンケートの編集画面に戻るとこんな感じで作成した質問を見ることができます。これが質問作成の流れなので、こんな感じでどんどん質問を作成すればOK、無料版では質問を10個まで作成可能。


完成したアンケートを見たい場合は「アンケートのプレビュー」をクリック。


ここでは実際にウェブ上でアンケートを行うときに、作成したアンケートがどのように見えるか確認できます。


これでOKならば「アンケートの送信」をクリック。


これで作成完了。作成したアンケートのリンクはページの赤枠部分に記載されているので、これをアンケート対象の人たちに配ればOK。


というわけで作成したアンケートはこんな感じになりました。あくまでサンプルとして作ったものなので、プレゼントなどはありません。

GIGAZINEがアンケートを作成してみた Survey
http://jp.surveymonkey.com/s/KCHH63V


◆オプション機能
アンケート作成時には画面左の「質問バンク」から質問内容のヒントを得ることができます。


この画面ではアンケートの種類やシチュエーションに応じたさまざまな質問内容が準備されており、これをそのまま作成中のアンケートに追加することも可能。質問は6つのカテゴリごとに20~100個もの想定される質問が準備されており、これを自由に利用可能。


また、アンケート作成時にテンプレートを選択すれば一発でアンケートを作成することもできてしまいます。


テンプレートから作成したアンケートはこんな感じ。


さらにはトップ画面から作成したアンケートを選択して……


「集計結果の分析」をクリック。


するとこんな感じでアンケート結果を自動で集計したものを見ることもできます。


SurveyMonkeyのプランには無料版の他にスタンダード(月額2900円)、ゴールド(年額3万4900円)、プラチナ(年額9万9900円)の3つの有料プランがあり、有料プランではA/Bテストを実施したり、質問数が無制限になったりと無料版では使用できない機能がてんこ盛り。さらには統計パッケージソフトの代表格であるSPSSのデータ形式でもアンケート結果を出力可能になるので、個人使用はもちろんのこと統計調査などにも利用可能なサービスとなっています。

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in レビュー,   ネットサービス, Posted by logu_ii

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