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無料で手軽にHTMLを使ったメルマガの作成と配信ができるウェブサービス「MailChimp」を使ってみた


最大2000人の購読者に対して、月間1万2000通までのメールマガジンを無料で配信できるクラウドアプリケーションが「MailChimp」です。同サービスは購読者の登録と管理を行う専用ツールやHTMLメールの作成支援機能、課金管理システムなどを備えており、ウェブブラウザ上で簡単な作業をするだけでオリジナルのメールマガジンを配信することが可能となっています。

Email Marketing and Email List Manager | MailChimp
http://mailchimp.com/

MailChimp」のサイトにアクセスして「Singn Up Free」をクリック。


「Email」などの必要事項を入力して、「Create My Account」をクリック。


登録したアドレスに以下のようなメールが届くので、「activate your account」をクリックしてアカウントを有効にします。


自動で「MailChimp」のページにジャンプするので、表示されているアルファベットを入力して「Confirm Signup」をクリック。


先に登録しておいた「Username」と「Password」を再度入力して、「Log In」をクリック。



パスワードを忘れてしまった際に必要になる秘密の質問とその答えやメールマガジンの発行者の情報などを入力したら「Save and Get Started」をクリック。


画面の一番下にある「Let's Go」をクリックすればすぐに「MailChimp」を使い始められます。なお、操作メニューの表示は英語のみですが簡単な単語ばかりなので特に迷うことはなく、初めてでも3分程度でここまでたどり着くことができました。


初回起動時のダッシュボード画面は以下の通り。メールマガジンを配信するにはまず購読者リストを作成する必要があるので「Create A List」をクリック。


リスト名など必要事項を入力して「Save」をクリック。


「Done For Now」をクリックして、ダッシュボードに戻ります。


次に、作成したリストに読者を登録するために「Add Subscriber」をクリック。


先に作成した購読者リストを選択して配信先のメールアドレスなど必要事項を記入。アドレスの所有者からメールマガジンへの登録を許可されている場合はボックスにチェックを入れて「Subscribe」をクリック。


購読者をリストに登録したら「Send A Campaign」をクリックしてメールマガジンの作成を開始します。


配信先となる購読者リストを選択して、「Next Step: Setup」をクリック。


メールマガジンのタイトルなどの必要事項を入力して、「Next:Step Design」をクリック。


テンプレートの選択画面が表示されるので、今回はドラッグ・アンド・ドロップで編集作業ができる「Drag & Drop Editor」を選択しました。


「Try The New Editor (Beta)」をクリック。


「Basic Templates」をクリック。


テンプレートが表示されるので好みのものを選べばOK。今回は「1:2 Column」選択しました。


テンプレートのデザインを決定したら、次にヘッダー部分に画像を挿入するために「Browse」をクリック。


「File Manager」ウィンドウが開くので、「Browse」をクリック。


画像を選択して「開く」をクリック。


「Upload」をクリック。


こんな感じで画像が入ります。


画像に説明文をつけるには、鉛筆マークのアイコンをクリックして画面右側のウィンドウ内にキャプションを入力し「Save & Close」をクリックすればOK。


最後に最下部にメールマガジンの配信者の連絡先などを入力して「Save & Close」をクリックすれば編集作業は完了。原稿と画像を用意しておけばレイアウト作業自体は5分もあればできてしまいます。


編集が完了したら「Next Step: Plain-Text」をクリック。


「Next Step: Confirm」をクリックします。


「Preview & Text」からを「Open Popup Preview」をクリックしてメールマガジンの内容を確認。


プレビューの内容に問題がなければ、ウィンドウを閉じます。


先の画面に戻ってきたら、「Send Now」クリックしてメールマガジンを送信します。


送信が始まると以下のような画面が表示されるので、後は何もしなくてもOK。「MailChimp」のサーバーから自動で読者に向けてメールが送信されます。


実際にメールマガジンを受信してみた結果はこんな感じ。Gmailで開いてみたところ、入力した日本語も問題なく表示されています。


iPhoneのデフォルトメールアプリでも閲覧可能。


なお、2000人以上の読者への配信を行う場合や1ヵ月に1万2000通以上のメールを送る場合は有料プランへの登録が必須。「Monthly Plans」の中で最も安い月額10ドル(約900円)の契約では最大500人までの読者に無制限にメールマガジンを配信できます。また、同プランで最も高額な月額240ドル(約2万1600円)の契約では最大5万人の読者に無制限でメールマガジンを送れます。


さらに、より多くのメールマガジンを送る人向けに用意されている「High-Volume」プランでは1万2930ドル(約116万3700円)を払えば最大310万人の読者に向けて月間合計1860万通ものメールマガジンを発行することが可能。


また、ウェブサイトやブログなどにメールマガジン登録用のフォームを貼り付けて、そこから読者を集めることができ、その際は「MailChimp」を使用して簡単に以下のようなウィジットを制作することができます。


というわけで、「MailChimp」を使用すれば特にHTMLの知識がなくても画像をドラッグ・アンド・ドロップで追加して貼り付けていくだけで簡単にメールマガジンを作成することが可能です。また、専用の分析ツールで開封率や購読者数の推移をグラフで確認したりAmazonペイメントを使って課金を行うことまでできるので、ちょっとデザインに凝ったメールを友人たちに送りたいという時から本格的にメールマガジンを発行してみたいという場合まで幅広く使えるツールとなっています。

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in レビュー,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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