ハードウェア

太陽の光を熱に変えて焼く・煮る・揚げるなどの調理が可能になる「SolSource」


災害時など資源の少ないサバイバル状態でも、マッチや炭・着火剤などを使わず太陽の光だけで熱を生みだして調理を可能にし、CO2を排出せず環境に優しいグリルとしてバーベキューにも使えるのが「SolSource」です。簡単に組み立てられ、ガスグリルなどと違い調理方法を選ばないので、焼く・煮る・ゆでる・揚げるなど、さまざまな料理が可能になります。

One Earth Designs
http://www.oneearthdesigns.com/

SolSource: Cook anything under the sun by One Earth Designs — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/scotfrank/solsource-cook-anything-under-the-sun

SolSourceは太陽の光を集めて熱に変え、調理を可能にするアイテム。重さは約18kgで、組み立て時間は10~15分、100%リサイクル可能な素材で作られた製品です。


ヒマラヤ山脈の高原で遊牧民たちと共にデザインされ、テストが行われました。


実際に料理を行う様子。


おいしそうな料理ができあがっています。


炒める以外にも、お湯を沸かすことなども可能。


もちろん遊牧の地だけではなく、バーベキューの際にも活躍します。太陽の力でジュージューとお肉を焼いて……


おいしそうなハンバーガーの完成。調理は数分で完了します。


グリル・スチーム・焼く・ゆで・揚げるなど、あらゆる調理法が太陽の力のみで実現します。


本体の組み立てにかかる時間は大体10~15分。実際に組み立てる様子は以下のムービーから見ることができます。

SolSource Assembly on Vimeo


バーベキュー用のコンロやガスグリルを使うと通常CO2が発生しますが、SolSourceの場合はCO2の排出がゼロで、環境にも配慮した仕様です。


こちらが開発チーム。


SolSourceはすでにテストを終えており、現在は商品化するための資金を募っている最中。目標額4万3000ドル(約430万円)のところ、記事執筆時点ですでに7万1355ドル(約720万円)を集めており、商品化は確実。249ドル(約2万5000円)の出資でSolSource1つをゲットでき、SolSourceにグリルキットをプラスしたものは349ドル(約3万5000円)でゲット可能。なお、アメリカおよび香港以外への発送が必要な場合は別途送料が必要になるため、住所を明記してチームにコンタクトを取って下さい、とのこと。


締め切りは2013年8月3日の午前10時です。


・つづき
太陽光だけでステーキや目玉焼きがジュジュッとできる「SolSource」で料理にチャレンジしてみました - GIGAZINE

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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