メモ

Googleのオーガニック検索のレベルが低下している原因はGoogle自体にあった

By keso s

Googleのオーガニック検索について疑問に感じていたTutorspreeが、Googleの検索結果表示ページを分析したところ、驚くべき結果がでました。

Tutorspree Blog — How Google is Killing Organic Search
http://blog.tutorspree.com/post/54349646327/death-of-organic-search

Googleで「auto mechanic」と検索したところ、一番最初の検索結果ページのうち14%は一番上に表示されているGoogleナビゲーションバー、29%は検索結果の上と右のスペースに表示されているGoogle AdWords、7%はローカルサーチを表示するGoogle Mapsとなっており、肝心のオーガニック検索結果は13%で、ページのほとんどにGoogleの「製品」が表示されていることがわかりました。


次に「Italian Restaurant」を検索してみると、ページ上部に全体の30%ものスペースを使用してGoogle Local カルーセルが表示されています。残りのスペースもナビゲーションバーが14%、Google Mapsが15%、Google AdWordsが9%、Googleが所有するZagatが4%を占めており、オーガニック検索の結果は7%しかありません。


最後に「Italian Restaurant」をiPhoneで検索してみると、最初のページに表示されたオーガニック検索の結果はゼロ。ページをスクロールダウンしていくと、Google AdWords、Zagat、Google Maps、ローカルリスティングが続いて5ページ目にやっとオーガニック検索の結果が表示されていました。


Googleで検索しても、Googleの「製品」やGoogleと何らかのビジネス関係を築いているものが初めに表示されるため、自分のサイトなどの検索順位を上げようと思っても、そもそも表示するためのスペースさえ余り残されていません。しかしながら、Googleの中で遊ぶにはGoogleのルールに従わなければいけない、とのことです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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