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高速化した「Firefox 22」正式日本語版がダウンロード可能に、第4世代JavaScriptエンジンOdinMonkeyとasm.jsを採用

By mera

asm.jsによる最適化を利用することで、JavaScriptコードの実行速度が向上した「Firefox 22」の正式版がダウンロード可能になりました。他にもHTML5でムービー・音声ファイルを再生する際にプレイバックレートを変更可能になり、Mac OS Xのドックアプリケーションアイコンではダウンロードの進行状況が表示されるようになります。

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http://www.mozilla.jp/firefox/

Firefox 22 ベータ版リリースノート
http://www.mozilla.jp/firefox/22.0beta/releasenotes/

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http://www.mozilla.jp/firefox/android/

Android 版 Firefox 22 ベータ版リリースノート
http://www.mozilla.jp/firefox/android/22.0beta/releasenotes/

◆デスクトップ版のダウンロード
自動更新機能によってそのうち自動でアップグレードされるのですが、今すぐFirefox22をダウンロードしたい場合は以下から可能です。

・Windows版
http://download.mozilla.org/?product=firefox-22.0&os=win&lang=ja

・Mac OS X版
http://download.mozilla.org/?product=firefox-22.0&os=osx&lang=ja-JP-mac

・Linux版
http://download.mozilla.org/?product=firefox-22.0&os=linux&lang=ja

◆asm.jsによる最適化
Firefoxの第4世代JavaScriptエンジンである「OdinMonkey」にて使用されているasm.jsにより、どれくらいJavaScriptコードの実行速度が向上しているかは、実際にJavaScriptコードの実行速度を測定するBananaBreadで計測してみた結果は以下から。

Firefox21での計測結果はこちら。


実行速度が明らかに速くなっているFirefox22での計測結果がこれ。プリロードが約24.4秒から約13.9秒になって10.5秒も高速化しており、ゲームプレイのトータル秒数も約101.3秒から約42.8秒になり、実に58.5秒も高速化、圧倒的。


◆HTML5でムービー・音楽ファイルを再生する際にプレイバックレートを変更
HTML5の<video>タグで埋め込まれた動画や、<audio>タグで埋め込まれている音声ファイルを再生する際に、右クリックから「再生スピード」を選択すれば「スローモーション(0.5×)」「通常(N)」「早送り(1.5×)」「なんて速さだ!(2×)」と選択可能になりました。


◆Firefox22での変更点
デスクトップ版Firefox22のリリースノートは以下の通り。

○新機能
・Windows: 画面のスケーリングオプションに従うようになりました。これにより高解像度のディスプレイにおいて文字をより大きく描画できるようになりました。
・Mac OS X: ドックアプリケーションアイコンにダウンロードの進行状況が表示されるようになりました。
・HTML5 の audio と video のプレイバックレートを変更できるようになりました。
・アドオンマネージャにソーシャルサービスの管理機能が追加されました。
・asm.js による最適化 (OdinMonkey) が利用できるようになりました。これによりパフォーマンスが向上しました。

○変更
・Canvas が非同期に更新されるようになり、WebGL の描画性能が向上しました。
・テキストファイル表示時に、単語を折り返して表示するようになりました。
・セキュリティ向上のため、|Components| オブジェクトを Web コンテントから参照できなくなりました。
・画像描画のメモリ使用量とスピードが向上しました。
・全画面表示以外でも、Pointer Lock API を利用できるようになりました。

○開発者
・CSS3 の Flexbox が実装され、デフォルトで利用できるようになりました。
・新しい Web Notifications API が実装されました。
・clipboardData API が追加され、JavaScript からユーザのクリップボードへアクセスできるようになりました。
・新しいフォントインスペクタが組み込まれました。

○HTML5
要素と

Android版Firefox22ベータ版のリリースノートは以下のようになっています。

○新機能
・小さいタブレットでもタブレット UI の全てを利用できるようになりました。

○変更
・Canvas が非同期に更新されるようになり、WebGL の描画性能が向上しました。
・テキストファイル表示時に、単語を折り返して表示するようになりました。

○開発者
・CSS3 の Flexbox が実装され、デフォルトで利用できるようになりました。
・新しい Web Notifications API が実装されました。

○HTML5
・<data>要素と<time>要素を利用できるようになりました。

なお、次のバージョンである「Firefox 23」のリリースは2013年8月6日(火)を予定しています。

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in ソフトウェア, Posted by logu_ii