丸亀製麺のざるがない「ざるうどん」と「みぞれぶっかけ＆ごまラーぶっかけ」試食レビュー

丸亀製麺が5月15日から新メニューとして、牛しゃぶぶっかけうどんの「みぞれぶっかけ」と「ごまラーぶっかけ」の販売を開始しました。先日、ざるうどんの裏側にカビが発見され公式に謝罪という事件が起きたところでざるうどんがどうなったのかも気になったので、ざるうどんと合わせてお店で注文してみました。

(PDFファイル)牛しゃぶぶっかけフェア「みぞれぶっかけ」「ごまラーぶっかけ」
http://www.toridoll.com/ir/pdf/130508gs.pdf

丸亀製麺に到着。

店頭ののぼりでも新商品をアピールしています。

店内に入るとすぐにメニュー表が置いてあります。

問題になった「ざるうどん」、写真では器の底にざるが敷かれています。

お店は、注文したうどんを受け取った後に自分で天ぷらやおにぎりを取るセルフ方式。

ねぎ・天かす・しょうがなども当然セルフ。

店内では店長らしき人が朝礼をおこなっていました。

スタッフは中高年の女性が中心でした。

午前中の早い時間帯に行ったせいか、お店を借り切っているかのような状態。

各テーブルには新商品である「牛しゃぶぶっかけ」のポップが置いてあります。

ごまラーぶっかけは特製ごまだれを使用していて「濃厚なのにさっぱりとした味わい」、みぞれぶっかけは大根おろしたっぷりのみぞれダレを使っていて「柚子の香りが爽やか」とのこと。

まずはざるうどんが到着し、後からぶっかけうどん2品が到着。3品並べるとこんな感じ。

ざるうどん・並（税込280円）はうどんとつゆ、お好みで薬味と天かすのみのシンプルなうどん。

ざるがカビていたという事件があったためか、「ざるうどん」なのにざるはありませんでした。

うどんが乾かないうちにいただきます。

うどんはコシが強く喉越しも良くて申し分ないレベル。だし汁にもう少し風味がほしいところですが、外食で280円という値段から考えると満足の味。讃岐うどんの本場である香川であればもっと味・価格ともパフォーマンスの高いお店があるかもしれませんが、全国展開しているチェーン店でこの味をこの価格で出してくるのであれば、繁盛しているというのもうなずけます。

ネギ、天かす、ショウガを投入してみます。

店舗で作られた天かすの揚げられた小麦の香りとコク、ネギやショウガの辛みが加わり味の変化を楽しめます。

牛しゃぶぶっかけの「ごまラーぶっかけ」と「みぞれぶっかけ」。価格は両方とも並で480円、大で580円。

牛しゃぶごまラーぶっかけはごまだれうどんにラー油がかかり、さらに煮込んだ牛肉と野菜がトッピングされているうどんです。

うどんの中央にゆずがトッピング。

水菜や……

タマネギ……

ラー油のかかった牛肉がトッピング。

ごまだれの汁にはラー油が浮いています。

さっそく食べてみます。ごまだれのゴマのコクと旨味にラー油のぴりっとした今までにありそうで無かった組み合わせが好相性。水菜、タマネギも清涼感がありグッド。

牛肉も牛の甘みと旨味がプラスされ相性良し。大きめに切られたゆずが酸味と爽やかさを加えてくれます。

ラー油をさらにかけてみます。

ラー油に辛さやスパイス感は薄めなものの、こってり感と適度な辛さが足されます。

ぶっかけというと汁がかなり少ないイメージですが、うどんを食べ終わっても結構な量の汁が残りました。

牛しゃぶみぞれぶっかけは、タレの部分と大根おろしが乗っているという点以外、ごまラーぶっかけと作りはほぼ同じ。

大根おろしの量はかなりたっぷり。

具材は同じように水菜、ゆず、たまねぎ……

牛肉がトッピングされています。

食べてみます。こちらのメニューはしょうゆだれになっており、ごまだれよりもあっさりとしています。ごまラーぶっかけよりも煮込まれた牛肉の存在感が際立ち、甘めのしょうゆだれに牛の味がよく合います。

丸亀製麺特製の七味とショウガを追加してみます。

甘辛い味わいになりとても好相性。辛味が苦手でない人はオススメです。

こちらも汁がかなり残ってしまいました。

今回の新メニューは暑くなっていく時期にピッタリ。「ざるうどん」からざるがなくなるなど丸亀製麺では衛生管理の問題にすでに対応済みなので、冷たいうどんを楽しみに行くというのはアリです。