胴体をドラムに変える救命胴衣っぽい楽器「Drop The Beat」

日常の音を採取して音楽に編集してくれるボトルや複数のフロッピーディスクドライブを使って行う演奏など、音楽を奏でるためのユニークな道具はさまざまな種類がありますが、体自体をそのまま楽器にして、おなかや胸を叩くと演奏が可能になる救命胴衣っぽいベストが「Drop The Beat」です。
Drop The Beat - Wesley Chau
http://wesleychau.com/Drop-The-Beat
実際に演奏する様子は以下のムービーから見ることができます。
Drop The Beat on Vimeo
救命胴衣っぽいベストを着用した男性がPCとケーブルをつなげています。

ベスト全体には面ファスナーが取り付けてあります。

ここにセンサーを取り付けます。

トントン、とベストを軽くたたき始めるとシンバルの音が響き出しました。

指を縦に動かすと、ギロを弾いた時のような音。

さらにPCで調節します。

激しく体をよじりだすと、マラカスのシャカシャカという音。

体をポンポンと叩きだし、本格的に演奏開始。演奏をしているのはPCに向かっている男性とは別の女性でした。

右手を使ってPCで音を調整しつつ、左手で胸を連打します。

チョップ。

コンガを演奏するようにおなかポコポコと叩いていたかと思うと……

激しくセルフパンチ。

ぐぐっと体を反らせます。

段々演奏とは関係のない動きが増えてきました。

ムキッ。

再びおなかをポコポコ叩きます。

ジャンプ。

決めポーズ。

これは1986年に公開されたパフォーマンス・アーティスト、ローリー・アンダーソンのコンサートフィルムHome of the Braveにインスパイアされて作られた楽器。圧電体に加えられた力を電圧に変換するピエゾセンサーを内蔵しており、演奏にパフォーマンスを付随させることが可能になるというわけです。
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in ハードウェア, 動画, Posted by darkhorse_log
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