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iPhoneの初期プロトタイプがどのようなモノかわかる実機写真がついに登場、Appleの開発プロセスの一端が明らかに


2005年にApple内で使われていたプロトタイプの写真が明らかになりました。これは2000年代初期にAppleのハードウェア部門で働いていた従業員からもたらされたものであり、Appleから特定されるのを恐れているので匿名での提供だそうです。

Exclusive: super-early iPhone prototype had 5″x7″ screen, serial port | Ars Technica
http://arstechnica.com/apple/2013/03/exclusive-super-early-iphone-prototype-had-5x7-screen-serial-port/

まずパッと見てわかるのはその大きさ。5インチ×7インチ(12.7cm×17.7cm)となっており、厚さは約2インチ(約5cm)ほど。


また、今のiPhoneと違って、USB・有線LAN・シリアルポートなども確認できます。これらのポートは最終的な実機では省かれていますが、この写真は開発機であるため、開発の必要性からこれらのポートが搭載されていたそうです。


当時の開発陣はまだ誰も最終的にこれらのポートが省かれるという事を知らないどころか、どのように変わっていくのかも知らされておらず、Appleの開発プロセスが常に変化し続けるのが自然な状態であったことがうかがえます。


匿名の情報提供者によると、この開発機の上ではOS Xを動かしていた、とのこと。


ARMチップはSamsungのS3C2410っぽく、速度は200~233MHz。なお、2007年にリリースされた最初のiPhoneは620MHzのチップをアンダークロックして速度を落として412MHzで動作させています。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by darkhorse

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