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Appleが元ARMのCPU設計者を雇用、リードアーキテクトとしてCortex-A76などを設計

by Matheus Cenali

AppleがIntel製プロセッサからARM製プロセッサに移行するというのはメーカーであるIntel自身も予想しているところです。その具体的な動きとして、ARMのリードCPUアーキテクトであったマイク・フィリッポ氏がAppleに加わったことがわかりました。

Apple Hires ARM's Lead CPU Architect Amid Rumors of ARM-Based Macs as Early as 2020 - MacRumors
https://www.macrumors.com/2019/06/26/apple-hires-arm-lead-cpu-architect/


Apple (AAPL) Hires ARM Top Chip Engineer Mike Filippo - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-06-26/apple-hires-key-chip-designer-from-arm-as-own-efforts-ramp-up

これは、フィリッポ氏のLinkedInのプロフィールにより明らかになったもの。フィリッポ氏は1994年から2004年はAMDでチップ設計を行い、その後、2004年から2009年はIntelでCPUやシステム設計を担当。そして、2009年からはARMで「Cortex-A57」(2012年発表)、「Cortex-A72」(2015年発表)、「Cortex-A76」(2018年発表)などを開発しました。

Did anyone notice that @Apple managed to poach one of @ARM's lead CPU architects Mike Filippo? A57, A72, and A76 were his babies. He was the lead architect on all 3. His CPUs that kept everyone else in competition with Apple? He worked at ARM for a decade. https://t.co/uUsdUk1QsI

— Anshel Sag (@anshelsag)


Bloombergによれば、ARMはフィリッポ氏が会社を離れたことを認め、「マイクはARMコミュニティに長年所属した大切なメンバーでした。我々は彼のこれまでの尽力に感謝し、次の務めもうまくいくことを願っています」とコメントしたとのことです。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by logc_nt

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