レビュー

∀ガンダムのデザインがどのように生まれたかの過程を収めた「MEAD GUNDAM」


∀ガンダム(ターンエーガンダム)」に登場する主役モビルスーツ・∀ガンダムは、従来のガンダムシリーズとはガンダムのデザインが大きく異なり、特に顔についているヒゲは発表当時、ファンの間で大きな物議を醸しました。これをデザインしたのは映画「ブレードランナー」や「エイリアン2」などにも参加している工業デザイナーのシド・ミード氏。

いったいミード氏がこのデザインをどのようにして導き出したのかということを収録した書籍「MEAD GUNDAM」は長らく重版未定となっていて中古価格が高騰していましたが、復刊.comから復刻版が出版されました。

『MEAD GUNDAM [復刻版](シド・ミード 画 / サンライズ 編・監修)』 販売ページ
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68321008



復刊ドットコムから荷物が到着。


復刻された「MEAD GUNDAM」、帯には復刻版の文字が入っていますが、本の装丁や帯デザインなどはオリジナル版とほぼ同一。


黒くてがっしりとした書籍、この中に∀ガンダムデザインの秘密が詰まっています。


表紙をめくったところにあるイラストは帯イラストの大きいバージョン。


イントロダクション。シド・ミードが描いた400点を越すデザインワークスを各モビルスーツごとに、時間軸を追って収録している旨が書かれています。


そして、これが目次。デザインワークスは∀ガンダム、スモー、フラット、ディアナカウンター側のモビルスーツ、モビル・リブ(ミリシャ側モビルスーツ)、4レッグ、バンデット、ターンXに分かれていて、このほかに総監督の富野由悠季氏とミード氏からのメッセージも収録されています。


価格は3990円。オリジナル版は中古価格だと「5000円を下回ることはまずない」とあさのまさひこ氏も語っている品なので、良心的価格といえます。

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in レビュー,   アニメ,   デザイン, Posted by logc_nt

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