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9000円台のドコモタブレット「dtab」速攻フォトレビュー、Android4.1+GPSで10.1インチサイズ


3月下旬発売予定で、キャンペーン価格9975円という非常に安い価格で提供される10.1インチタブレットが「dtab」です。大きさは高さ約176mm×幅約257mm×厚さ約9.9mm、重さは約610g、Xi・LTE・3G通信などには一切対応せず、通信は無線LANのみと割り切っています。

新製品一覧 :dtab | 2013 SPRING COLLECTION | 製品 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/product/2013_spring_feature/lineup/dtab.html

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メインディスプレイは約10.1インチ、横1280ドット×縦800ドットのWXGAサイズで、TFT液晶を使用。


独自のホーム画面


各種機能


無線LANルーターは指定パケット定額サービス・プランに契約中はずっと月額利用料はゼロ円、契約していない場合は月額315円。また、2年間継続利用で無線LANルーターがプレゼントされます。


で、これが実機


フロントカメラはCMOSカメラで約130万画素


背面のカメラはCMOSカメラで約300万画素


分厚さはこんな感じ、9.9mm


側面


外部メモリーはmicroSD(2GBまで)、microSDHC(32GBまで)に対応


背面


見てわかるように「dマーケット」を使うために生まれたかのようなタブレットとなっており、本体価格の安さは逆に言えば「dマーケット」からの売上でまかなうような感じ。これはAmazonの「Kindle Fire」などと同じ路線であり、価格的にもそういう激安タブレットにぶつけてきた感じ。同じく激安タブレットの部類に入るGoogleのNexus7ともぶつかるような感じになっており、Nexus 7は背面カメラが搭載されていないのに対して、dtabは外側も内側もカメラが搭載されており、差別化しようという意志が感じられます。

しかもWi-Fi環境がない家庭向けには無償で無線LANルーターをレンタル提供する予定であるため、NTTドコモがどういう路線でこれからがんばろうとしているのかが垣間見える端末となっています。

2013/01/22 14:26追記
会場でNTTドコモに料金面を詳しく質問してみたところ、要するに「ドコモの回線契約+spモード契約+dビデオ6ヶ月間契約の3つを同時に契約している場合、2013年9月末までは9975円で購入可能」という意味だそうです。dビデオ契約にはドコモの回線契約+spモード契約が必要で、必然的にこの3つを同時に契約することになり、その場合のみ9975円になります。契約なしの場合の単体価格は2万5725円を予定しており、3月下旬よりドコモオンラインショップから購入可能、オンラインショップ以外での購入は4月以降になる予定、とのこと。

また、「dマーケット」だけではなく、Google Playにもアクセスは可能。しかもホーム画面は「dマーケット」で固定ではなく、解除して真っ白な画面にして、好きなウィジェットなどを置いて普通にカスタマイズ可能となっています。

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in レビュー,   取材,   モバイル,   ハードウェア, Posted by darkhorse

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