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東芝がコンパクトフラッシュ市場に参入、第1弾「EXCERIA PRO」は読み書き世界最速クラス


東芝がデジタル一眼レフカメラ向けのコンパクトフラッシュ(CF)カード市場へ参入することを表明しました。第1弾の製品となる「EXCERIA PRO」は書き込み速度が150MB/s、読み出し速度が160MB/sで、いずれも世界最速クラス。16GB、32GB、64GBの3モデルを2013年春から順次発売するとのこと。

東芝:ニュースリリース (2012-12-18):デジタル一眼レフカメラ向けCFカード市場に参入
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2012_12/pr_j1801.htm



東芝は以前、グループの東芝パソコンシステム株式会社が産業用CF(コンパクトフラッシュ®)カードを作っていたことがあります。東芝によると、デジタル一眼レフカメラ市場は2015年までに現在の1.5倍に成長すると予測されており、搭載されるCFカードの需要も高まる見込みなので、市場参入を決定したとのこと。

新商品の「EXCERIA PRO」は、東芝の高性能NAND型フラッシュメモリを採用。独自開発のファームウェアを搭載し、書き込み速度は150MB/sで世界最速、読み出しは160MB/sで世界最速クラスだとのこと。この製品はCompactFlash Association規格Ver.6.0に準拠、高速インターフェース規格UDMA 7にも対応しているので、高速連写性能の向上にも貢献します。


また、高速動画記録の規格であるVPG-20(Video Performance Guarantee)にも対応し、動画転送速度20MB/sを実現しているので、ハイビジョン動画を高フレームレートで撮影してもコマ落ちすることなく録画が可能となります。

スペックはこんな感じ。

容量:16GB、32GB、64GB
価格:オープン
発売時期:2013年春
最大読み出し速度:160MB/s
最大書き込み速度:150MB/s(16GBモデルは95MB/s)
インターフェース:UDMA 7(Ultra DMA Mode 7理論値:167MB/s)
電源電圧:3.3/5.0V
ファイルフォーマット:FAT32
外形寸法:36.4mm×42.8mm×3.3mm
質量:約10g

この商品を第1弾として送り出す東芝では、ニーズに対応した商品を積極的に開発、拡販していくことで、2015年には30%のシェアを目指しているとのこと。

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in ハードウェア, Posted by logc_nt

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