取材

30秒でガンマ線量を調べられる2万円切りの放射線測定器「エアカウンターEX」実機フォトレビュー


片手で持てるコンパクトなサイズと1ボタンで操作できるシンプル設計で空気中のガンマ線量を調べられる家庭用放射線測定器が「エアカウンター(AIR COUNTER)EX」です。今回は、その実機が危機管理産業展2012に展示されていたので、実際に手にとって写真に納めてきました。

「エアカウンターEX」の展示が行われているエステー株式会社のブースは以下の通り。


本体サイズは縦82×横62×厚さ34mmで、バッテリー込みの重量は約101グラム。単4アルカリ乾電池2本を使用した場合の公称バッテリー駆動時間は約125時間です。


検出器はCsIシンチレーション式を採用し、0.01から99.9μSv/hのガンマ線が測定可能。 測定時間は約30秒で誤差は最大±15%となっています。


手の中にスッポリと収まるコンパクトなサイズ。中央の電源ボタンを押すだけで約30秒後に測定結果が表示され、その後は5秒ごとに測定値が更新されていきます。


背面。


下部にはストラップホール付き。


なお、測定数値に関しては認定を受けた第三者機関によって校正を実施し承認を受けているとのこと。価格は1万9800円で首都大学東京大学院の福士政広教授が監修したA5判フルカラー30ページの小冊子「正しく覚えよう!放射線の基礎知識」が付属します。

エアカウンターEX | エステーオンラインショップ

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in 取材,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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