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Let’snote2012年秋冬モデル発表でウルトラブックとタブレットの二刀流モデルが新登場


PanasonicがノートPC「Let'snote」シリーズの2012年秋冬モデルとして新しくAXシリーズを発表しました。このモデルはLet'snote初のウルトラブックで、かつ、画面を360度回転させることによってタブレットとしても使用可能です。

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CMムービーでは新モデルのコンセプトが明確に打ち出されています。

レッツノート2012秋冬モデルAXシリーズ CM MISSION編 - YouTube


PCに入っている大事なデータを狙われ、必死で逃げる国際派ビジネスパーソン、という設定です。演じているのは松田翔太。


転倒してPCを落としてしまっても……


タフ設計なので大丈夫。一般的な机の高さである76cmからの落下試験と、満員電車を想定した100kgf加圧振動試験を実施しています。


ぱっとPCを開いたかと思うと……


そのまま画面を後ろ側までぐりっと開きます。


ノートPCとしてだけではなく、タブレットとしても使用可能。


また、着脱可能なバッテリーパック(4セル)のほかに本体にバッテリー(2セル)を内蔵。電源を入れたままバッテリーパックが交換できるようになっています。


これがlet'snote AXシリーズだ、というわけ。


耐久試験の様子はこんな感じ。

レッツノート頑丈試験 AXシリーズ - YouTube


これまでのLet'snoteシリーズはビジネスユースのノートPCということで作られてきたため、薄さよりも耐久性を重視してきましたが、2012年春に登場したSXシリーズ、NXシリーズは従来モデルに比べると薄いタイプとなっていました。今回のAXシリーズはウルトラブックなので、さらに薄型化を行い、かつ頑丈な性能も両立したとのこと。


ディスプレイはリングノート式で、開く動作のまま本体の裏側まで360度開くことが可能。ノートPCスタイル、タブレットスタイルの二刀流ができるようになっています。液晶サイズは11.6型、解像度は1366×768ドットの静電マルチタッチパネル。

本体は薄さが約18mm、重さが約1.14kgで、大きさはA4用紙よりも小さいぐらい。上述の通り、2つのバッテリーを搭載しているので、内蔵バッテリー駆動に切り替わっている間にバッテリーパックの換装ができるため、オプションでバッテリーパックを追加すればかなりの長時間でも電源なしで作業できます。

CPUは第3世代インテルCPUを搭載。店頭モデルはCore i7-3517U 1.90GHz、Core i5-3427U vPro 1.80GHz、Core™i5-3317U 1.70GHzの3種類で、マイレッツ倶楽部で購入できるプレミアムモデルだとCore i7-3667U vPro 2.00GHz。超低電圧版で、いままでの低電圧版よりもさらに電圧レベルが低下し、省電力性能が高まっています。インターフェイスとしてはLANコネクタ、HDMI出力端子、外部ディスプレイコネクタ、USB3.0ポート2つ、SDメモリーカードスロットなど必要なものはひと揃い搭載。

店頭モデルの場合はSSD 128GBでメモリーは4GB(空きスロットなし)ですが、プレミアムモデルになるとSSD 256GB、メモリー8GB(空きスロットなし)にグレードアップ。Xi(LTE)対応ワイヤレスWANモジュールを内蔵したモデルも選択できます。

ボディカラーはLet'snoteではおなじみのシルバーダイヤモンドかジェットブラックの2色。カラー天板はこの2色にサンダーブルー、エナジーレッド、フラッシュピンクを加えた5色から選ぶことができます。

なお、本体価格は後日公開予定となっています。従来のノートPCスタイルの新機種はどうやら今回はリリースされないようです。

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in ハードウェア,   動画, Posted by logc_nt

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