CADファイルから簡単に立体印刷ができる3Dプリンタ「Replicator 2」

3Dプリンタで出力されたレーシングカーが時速140kmを記録するなど、3Dプリンタが急激に進化している印象がありますが、「家庭でも簡単に使える3Dプリンタを」ということで、MakerBotがデスクトップ3Dプリンタ「Replicator 2」の販売を開始しました。
MakerBot Replicator™ 2 Desktop 3D Printer
Replicator 2がどのようなものなのか、以下のムービーで解説されています。
The MakerBot Replicator 2 Desktop 3D Printer - Announcement - YouTube

MarketBotのCEO、Bre Pettisさんが登場。

彼が手を置いている箱形ガジェットがReplicator 2です

「デスクトップ3Dプリンタ」を名乗るだけあって、大きさは49cm×32cm×38cmほど。


こういうモノが作れます

実際に3D造形させると……

こんな感じ。

造形可能なサイズ上限は28.5cm×15.3cm×15.5cm

このような家も作れたり。

造形中……

いろんなタイプのビルが完成

3D印刷で作った星型エンジン

印刷元データはこんな感じ

この3Dプリンタの優れたところはWindowsベースのソフトウェアで動かせ、CADデータを読み込んでまるで写真を印刷するかのように3D印刷できるところ。エントリーモデルは2199ドル(約17万円)、ハイエンドモデルは2799ドル(約21万9000円)。ハイエンドモデルになるとデュアルヘッド搭載で、より精巧な造形が可能になります。
「プリンタ」というとエプソンやキヤノン、ヒューレット・パッカードといった大手メーカーがありますが、まだまだ3Dプリンタへは進出してきておらず、中小のメーカーやベンチャーにとっては今がチャンス。MakerBotでも今のうちに業界の先行者となるべく、走り始めています。Pettis氏も、数年以内にはウォルマートやコストコで1つ99ドル(約8000円)の格安3Dプリンタが売られて誰でも買える時代になるだろうと予想しています。
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in ハードウェア, 動画, Posted by logc_nt
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