3Dプリンターでここまでできることを示す天使の翼を持つ初音ミクやクリスタルブロックなど3Dデータから出力した立体作品いろいろ
CADソフトでデザインしたフィギュアを「3Dプリンター」で出力する、という手法で製作された作品がワンダーフェスティバル2012[夏]に展示されていたので、会場で写真に収めてきました。
ブースを設置していたのは一般社団法人3Dデータを活用する会・3D-GANで、この区画の中でさまざまな団体、企業がそれぞれ展示を行っています。
◆ Miku Hatsune XS(初音ミクXS)
天使のような翼が生えた初音ミク。
mqdlさんが作成した3Dデータを元にして東京リスマチックの立体造形出力サービスを利用して製作されたもの。
同社の公式Twitterアカウントでは、実際に3Dプリンターを使用して出力している様子が公開されています。
3Dプリンターで出力したパーツを整えてから組み立てるとこうなります。
翼の先端の仕上がりはかなりシャープ。
台の上に腰掛けたポーズ。
バストアップ。
◆クリスタルブロック
3Dデータを元にして透明なブロックの中に立体的にキャラクターを描いた製品も展示されていました。
以下はVOCALOID 2「Megpoid(メグッポイド)」のイメージキャラクターGUMIをモチーフにした「キャラクタークリスタルシリーズ 00 GUMI ままま式 (特大)(税込4万3750円)」。
サイズは幅130×奥行き80×高さ150mm。
3Dモデルが元なので、角度を変えてもちゃんと立体的に見えます。
アップで見るとこんな感じ。
加工前は以下のような透明の四角いブロック。
◆クリスタルブロックの出力サービス
3Dデータをもとにクリスタルブロックの出力を行ってくれるコスモ・ファンシーによる展示はこんな感じ。
LEDライトを点灯させた台座の上に置いたところ。
出力用のデータをメールか郵送で送ればブロックの中に描き込んでくれるとのことで、価格は大(幅50×高さ80×奥行き50mm)が7800円、小(幅46×高さ60×奥行き40mm)が5800円となっています。
こんな感じでさまざまなキャラクターを描くことが可能。
ちなみに、元は3Dデータなので、同じものを立体プリンターで出力して仕上げをするとこうなります。
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