飛行機に乗る際に預けた荷物に起こる遅延・紛失・盗難などのトラブルを防ぐ10の方法
スーツケースが無い、カバンが壊れた、という様な事態が飛行機に搭乗した際に起こるのが「バゲージトラブル」。日々世界中で遅延、破損、紛失、盗難、取り間違いなどいろいろな事故が発生していますが、その傾向と対策を旅行情報の口コミサイト「トリップアドバイザー」がわかりやすい図にまとめているので詳細を見てみることにしましょう。
バゲージトラブル 傾向と対策 トリップアドバイザーのインフォグラフィックスで世界の旅が見える
http://tg.tripadvisor.jp/baggage/
◆バゲージトラブルはどのようにして起こるのか?
航空会社と旅行代理店の業界団体SITAがまとめたデータによると、2011年の世界の航空機搭乗人数は28億7000万人でした。また、同年にトラブルが発生した荷物は2580万個となっており、単純計算で1000人に8.99個の割合で荷物に何かしらのトラブルがあった、という結果になっています。
で、実際にどの様なトラブルが起きたのか?という内訳は以下の通り。85.6パーセントが「遅延」で、「破損・損害」が11.9パーセント、「紛失・盗難」が2.5パーセントです。
圧倒的に発生件数が多かった「遅延」の原因は53パーセントが乗り継ぎ時の取り扱いミス。その他は「積み込み失敗」が15パーセント、「発券エラー、受け取り間違い、保安上の理由ほか」が13パーセントと続きます。
◆バゲージトラブルを防ぐための10の方法
上記のデータを元に考えられた、荷物の到着が遅れたり紛失したりしてしまうリスクを減らす方法は以下の通り。
01:預け手荷物には、必ず身元と連絡先がわかるタグを付ける
02:古いバゲージクレームタグは除去する
03:預ける前に、自分のカバンに目印を付ける
04:貴重品や常備薬は手荷物に入れる
05:滞在地やホテル名が書かれた旅程表をバッグに入れておく
06:チェックイン&手荷物預けの締め切り時間を厳守する
07:飛行機の搭乗時間には余裕をもって
08:高級ブランドのバッグは預けない
09:預け荷物の施錠は航空会社の指示に従う
10:搭乗の際、荷物の再チェックインが必要か確認する
なお、バックパックなどはファスナーに南京錠をかけた程度では簡単に開けることができてしまうので、盗難対策としてパックセーフなどを利用するのも有効。また、そもそも乗り継ぎがある路線を選ばず直行便に乗る、すべての荷物をコンパクトにまとめて機内持ち込みにするといった方法も考えられます。
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