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デコボコのある地面の上でも快適に過ごせる「U.L.コンフォートシステムパッド180」にゴロ寝してみた


テントを張って屋外でキャンプをする時には地面の上で寝ることになるのですが、その際に寝袋だけしか持っていないと小石や枝などの凹凸が背中に当たって不快だったり、地面に体温が奪われて冷えてしまったりするのでスリーピングマットと呼ばれる道具が必要になります。

このジャンルではクローズドセルマットレスで有名なサーマレストや軽量性に秀でた山と道、コストパフォーマンスの高いドッペルギャンガーなど多数のメーカーがしのぎを削っていますが、今回は「U.L.コンフォートシステムパッド180(税込1万円)」という製品が連結機能などを備えていてファミリーキャンプなどに便利そうだったので、実際に購入して寝心地をチェックしてみることにしました。

パッケージはこんな感じ。


サイズは縦180×横50センチ。なお、他にも長さ150、120、90センチなどのモデルが存在します。


接着剤やテープなどのリペアパーツが付属。


本体と袋のみの実測重量は661グラムでスリーピングマットとしてはそれほど軽いわけではありません。


袋から取り出してみましょう。


本体はこんな感じ。


プラスチックの留め具でコンパクトにまとめられるようになっています。


留め具を外して広げるとこんな感じ。


空気が入っていないのでペッチャンコです。


この部分から息を吹き込んでマットを膨らませていきます。ある程度は自動で膨らんでくれますが、初回は収納時のクセが付いているので1~2分かけてしっかり空気を吹き込む必要あり。


膨らませ終わるとこんな感じ。内部にはスポンジが入っているので、空気だけで膨らませるマットより断熱性が高くなっています。


iPhone 4と厚さを比べてみるとこんな感じ。


実際に広げてみました。


身長約180センチの男性が上に寝るとこんな感じ。


身長約150センチの女性が寝るとかなり上下のスペースが余っていることがわかります。


横向きでも快適。


で、実際にどれくらいのデコボコの上で寝ても大丈夫なのか、というのを身の回りにあるもので実験してみることにしましょう。

まずはiPhone 4。この程度だと、背中の真下に置いておいてもほとんど存在を感じません。


次はビニールテープ。厚さが2センチ以上あるので、さすがに「何かあるな」という感覚はあるのですが慣れてしまえば気にならない程度。


最後は懐中電灯を入れてみました。ここまでくると「ボコッ」とした膨らみを背中に感じますが、角ばった感じではないので我慢すれば寝られないことはなさそうです。


マットの隅にはヒモとつながった留め具がついているので……。


他のマットなどの穴に通せば連結が可能。


以下のようにつながるので、複数のマットを使用する際にズレて重なったりせず便利。


頭側にあるベルトには……。


収納袋に着替えなどを詰めたものを固定して枕として利用することが可能。



使用後はバルブを緩めてたたんでいきます。



こんな感じで「グルグル」と巻いていけばOK。


元通りに袋に収まりました。


別売りの枕である「U.L.コンフォートシステムピロー(税込2800円)」の収納時の状態はこんな感じ。


実測重量は約81グラム。


袋から出すとこうなっています。


息を吹き込むためのバルブ。


30秒ほどでちゃんとした枕の形に膨らみます。


以下の様にマット本体と連結して使用可能。


快適なベッドのできあがり。


というわけで、比較的荷物の重量を気にしなくて済み尖った岩場などでテントを設営することがないカジュアルなキャンプ向けや、災害時に避難所で寝泊まりする場合などへの備えとしても1つ持っておくと安心です。

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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