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節電でも最も利用を控えたくない家電は年齢・性別問わず「パソコン」

By Ed Yourdon

「節電において最も利用を控えたくない家電は?」「家庭用電気料金の値上げを受け入れることで電力不足と原発再稼働を避けられるとすれば、どの程度の値上げまで我慢できるか?」「節電においてどのような状況なら容認できるか?」といった質問を含む「今年の夏の節電対策として人々は何を考えているのか?」ということについて、セルフ型アンケートサービスを提供する「Fastask」が、東京・大阪に在住の20歳以上の男女を対象に調査を行ったようです。

節電対策に関する意識調査 | Fastask(ファストアスク)
http://www.fast-ask.com/client/report/report-powersaving-20120531.html

調査対象は東京1054人、大阪1115人の計2169人。男性は1061人、女性は1108人となっています。画像に記載される「n」は回答者人数です。

1:節電でも、最も利用を控えたくない家電は、年齢・性別を問わず「パソコン」

By PictureYouth .

節電でも、利用の回数を控えたり、性能をおさえたりしたくない家電や生活習慣は、「冷凍冷蔵庫」(14.9%)、「エアコン」(10.3%)、「テレビ」(6.0%)よりも、「パソコン」を挙げる人が最も多く、24.8%でした。年齢や性別で見た場合でも「パソコン」を挙げる人が最も多いという結果になりました。


2:過半数の人は、「電気料金の値上げは10%まで」が限界

By Thomas Hawk

家庭用電気料金の値上げを受け入れることで電力不足と原子力発電所の再稼働を回避できるとすれば、どの程度まで値上げを我慢できるかについて聞いたところ、「1%も耐えられない」人が38.5%いる一方、「10%までは我慢できる」人は50.1%でした。値上がりは10%までが限界のようです。


3:計画停電を経験した「東京」と、未経験の「大阪」で意識の差

By scion_cho

節電のため、「街灯が消える」を容認できるのは東京が14.8%、大阪が10.9%、「商業施設の照明が間引きされる」を容認できるのは東京が48.9%、大阪が38.1%と、東京在住の人の方が、全体的に節電による不便さを容認する傾向が強いことが分かりました。一方、「電車の間引き運転」を容認できる人は東京が24.4%、大阪が30.0%と逆転し、「容認できない」「どちらかといえば容認できない」は東京が計34.9%、大阪が計25.7%となりました。東京在住の方は、昨年、電車の間引き運転を実際に経験してみて、不便さを感じる場合が多かったようです。


なお、「最も利用を控えたくない家電」として全体の6%を占めたテレビですが、「テレビを消すことによる節電効果はエアコンの1.7倍」という調査結果も出ています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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