Kinectでスクリーンに投影した物を操作できる3D立体プロジェクターシステム「MirageTable」
Kinectは今やゲームに限らずウルトラセブンに変身できたりリアルタイムでぬいぐるみを操れたりと多方面で活躍しています。今度は3D立体プロジェクターと組み合わせて、投影した物体をまるで実際にあるかのように触れる「MirageTable」というプロジェクトが進められています。
MirageTable: Freehand Interaction on a Projected Augmented Reality Tabletop - YouTube
これが「MirageTable」の曲面スクリーン
頭上にプロジェクターが設置されています
ステレオ音声はオフになっています
カメラで撮っている映像がそのままスクリーンに登場
若干のタイムラグがあります
さきほどの人形とは違ってボールは実物なしですが……
手でコロコロと転がすことができます
今度はドミノ。
パイに触れると……
倒れはじめました
手をかざすと……
止めることもできます
さらに続きを倒して……
反対側からも。
中央でピタッと止まりました
ボールを手の上に乗せたところ
横から見るとこんな感じ
手の上から……
コロコロ。
黄色いブロックが登場
実物は1つしかありませんが、スクリーン内では複数に増えています
手元にはブロックが1つしかないのに積み木ができています
ピンをしばらく置いておくと映像内でピンが固定されます
実際には存在しないボールで、実際には存在しないピンを倒せます
離れたスクリーンの前にいる人と一緒に作業することもできます
このあたりの技術の進歩はトントン拍子なので、いったい来年になったら何ができるようになっているのか、想像もつきません。
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