モーターに様々なものを取りつけていろんな音を奏でるサウンドスカルプチャーのムービー
138個のピンポン球が震えまくる音のアート作品を作ったアーティスト集団Zimounは、これだけにとどまらずいろいろなサウンドスカルプチャー(音響彫刻)を作り続けています。彼らの作品で使われている素材はモーターやゴムひも、バネ、ピンポン球、そしてダンボールと、身近なものばかりですが、組み合わされたときに生み出されるのは日常生活では出会わないような不思議な音ばかりです。
Zimoun : Compilation Video V.2.9 | Sound Sculptures & Installations, Sound Architectures on Vimeo
モーターから白いピンポン球をぶら下げ、それをダンボールに取り付けたアート。
モーターが回転するとピンポン球をぶら下げたワイヤーが揺れてボールがダンボールに叩きつけられて、ボコボコと音を立てます。
こちらは木の板を取り付けたアート
木の板同士がぶつかってカシャカシャと音を鳴らします
見た目もまるで板が波打っているような感じ
上向きに設置したモーターに長い針金を取り付けたアート
ひゅんひゅんとも、ブンブンとも違う、風を切るような不気味な音。
遠くから見ると不思議な植物の群れのようです
少し変わったダンボールの構造物
こちらはモーターの先にやわらかいゴムひものようなものを取り付けていて、びたんとダンボールを叩き続けています。
白いのは細いゴムホース
下から風が送り込まれていて、ふにゃんふにゃんと踊るように揺れます。
モーターの先にスプリングを取り付けて回転させると
スプリング同士がぶつかって音を立てます
こちらはひたすらモーターでチェーンを巻きあげ続けるアート
チェーン同士のぶつかる音と、チェーンと箱のぶつかる音が混然一体となっています。
大量のビニール袋の上に扇風機を何基も取り付けたアート
風に吹かれた袋がカサカサと音を奏でるアートです
板の上に緩く固定されたモーターが、踊るように飛び跳ねます。
公式サイトはこちら、いきなりムービー再生が始まるので音量には注意。
Z I M O U N
http://www.zimoun.ch/
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