試食

デザートっぽいカントリーマアム「抹茶ラテ」&「白くま」のおいしい食べ方


カントリーマアムといえば、本物のチョコチップのおいしさを生の状態で閉じ込め手作り感覚の味が楽しめることで親しまれているクッキーですが、今回そのラインナップに期間限定で2つの新製品が加わりました。「カントリーマアム抹茶ラテ」と「カントリーマアム白くま」です。普通のカントリーマアムでも十分に味わい深いのですが、これらは一体どんな味に仕上がっているのか、試してみました。

(PDF)クールデザート感覚の カントリーマアム

まずは「カントリーマアム抹茶ラテ」(税込158円)。


「冷やしてもおいしい!」とのこと。


宇治抹茶と北海道産の牛乳を使用。


中にはチョコチップとホワイトチョコチップの2種類が入っています。


カントリーマアムは電子レンジで温めて食べる方法が有名ですが、「カントリーマアム抹茶ラテ」でもその楽しみ方が可能です。


原材料名。抹茶もちゃんと入っています。


栄養成分です。1枚(標準10.5g)当り51kcal。


全部で5袋です。


袋から出してみました。やわらかい黄緑の抹茶色です。


裏面です。


割ってみました。食べてみると、カントリーマアム独特の柔らかい生地の食感はそのままにチョコと抹茶の風味がプラスされています。まずは抹茶の香りが広がり、かんでいくと味にチョコが乗っかってくる感じ。抹茶の渋みというかほろ苦さは全く無く、そういうのを期待している人にとっては物足りないかも。苦さが無い分、万人が楽しめる味になっています。


冷やしてもおいしいとのことだったので、冷蔵庫で冷やしてみました。生地が硬くなりかみ応えは増します。しかし、若干抹茶の風味が弱くなっている感じが残念。冷たい感触と、硬い食感が好きな人には向いているかも。


次は加熱するとどんな味になるのか試してみます。


三つの食べ方の中ではこれが一番抹茶の風味を堪能できます。できたてのクッキーのようなしっとり感に、抹茶の風味とほどよく溶けたチョコの味わいがうまくマッチします。あたためるのはひと手間かかりますが、試してみる価値はありです。


次は「カントリーマアム白くま」(税込158円)。「白くま」とは鹿児島発祥の氷菓で、かき氷の上に練乳をかけて果物を盛り付けその上に餡を載せたものです。今回はその味を斬新にもカントリーマアムで表現したとのこと。


「かき氷の白くまのおいしさがカントリーマアムに!」、一体どんな味なのでしょう……。


北海道の練乳と大納言小豆入り。


チョコチップとミックスフルーツゼリーが入っています。


かき氷の味ではありますが、あたためてもおいしいようです。


原材料名です。小豆や練乳を確認。


栄養成分。1枚(標準10.5g)当り49kcal。


こちらも5袋入っています。


袋から出してみました。


裏面です。


断面はこんな感じ。味はチョコの風味が強く、普通のチョコレートクッキーのような感じです。ミックスフルーツゼリーの粒は非常に小さいのですが、キャラメルのような食感でかむと柑橘系の甘みが出て、個性を主張していました。確かにこれはこれでよいのですが、やはり「白くま」と言うからには、食べたときの冷たい感覚が無いと今一つ物足りないものがあります。


ということで、次は冷やして食べてみようと思います。「白くま」といえば丸永製菓の白くまアイスが有名。まずは「白くま」を食べて、「カントリーマアム白くま」と比べてみます。


こちらが「白くま」のアイスバー。


練乳に包まれたフルーツと小豆の味わいが口に広がります。やはりこの冷たさの中にフルーツや小豆の味が凝縮されたような感覚があってこその「白くま」だと痛感。


今回は冷蔵庫ではなく、冷凍庫で冷やしていたものを食べてみました。生地は硬くなり、アイスのような感覚。ミックスベリーの粘度が増した食感はもちもちとしていて歯応えがあり、好きな人にはたまらないかも。冷たさの中にフルーツなどの味がギュッと凝縮しているという意味では確かに「白くま」です。しかし、アイスのようにそれぞれの味がうまくまとまっているのでは無く、味が分離して感じられました。


続いて、あたためる食べ方にもチャレンジ。


あたたまった分、フルーツや小豆の風味が一段と増して口に広がっていきます。熱で溶けたチョコとミックスベリーが生地にしっかりと絡み、それらがうまくまとまっている感じ。「白くま」といってもやはりカントリーマアムはクッキーな訳で、加熱してみることをオススメします。


「カントリーマアム抹茶ラテ」も「カントリーマアム白くま」も確かにそれぞれの個性があり、クッキーとしての味わいはよく感じられました。しかし、「抹茶」や「白くま」といった味によってカントリーマアムの完成度が高くなっているというよりは、カントリーマアム自体の完成度が高いためにどのような味を加えてもそれなりの味に感じてしまうといった印象を受けました。そういった意味でカントリーマアムの完成度の高さを再認識させられる今回の2品です。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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