レビュー

PCなしでフルHD画質のゲームの録画ができる「Game Capture HD」レビュー


ゲームをプレイしていて「自分の操作を録画して研究したい」、「超絶テクニックをキメた瞬間を残しておきたい」と思った際に便利なのが「AVerMedia AVT-C281 Game Capture HD(税込み1万2980円)」。基本的にゲーム機はHDDレコーダーなどと繋いでもプレイ内容を録画できませんし、PCと接続するのは面倒くさいもの。かと言ってビデオカメラで画面をそのまま撮影するのでは画質がヒドすぎるということがほとんどです。と言う訳で、フルHDでの録画にも対応した「AVerMedia AVT-C281 Game Capture HD」は手軽かつ高画質で自分のプレイを記録する手段として重宝しそうなので、画質や使い勝手を調べてみることにしました。

◆フォトレビュー

パッケージはこんな感じ。接続可能なゲーム機は「PlayStation 3」、「Xbox360」、「Wii」です。


裏面には「パソコンを使わずに録画・再生・静止画キャプチャ」と書いてあり、これ1台でゲームプレイを記録して再生できることがわかります。


内容物は本体と電源、各種ケーブルにリモコンと説明書など。


天板はツヤ消しのブラックで割とシンプルな外観なのでAVラックなどに置いてもなじみそうなデザイン。サイズは164(W)×124(D)×57(H)ミリで重量は335グラムです。


前面です。AVerMediaのロゴの下には記録用のUSBメモリーを挿す端子があり、右側には録画開始、停止用のボタン、電源、リモコンの赤外線受信部があります。



背面にはゲーム機と接続するためのコンポーネント入力端子と、テレビやディスプレイと接続するための出力端子を搭載。


底面には別売りの2.5インチHDDを内蔵可能。1TBのHDDにフルHD高画質モード、AVI形式で録画した際の記録可能時間は約125時間です。


リモコンはこんな感じ。親指の脇にあるカメラマークのボタンが静止画のキャプチャ用、赤い丸のボタンがムービーの録画用です。


◆セットアップ

まずはAC電源をコンセントに挿して本体と接続。


ゲーム機とつなぐコンポーネント端子にケーブルを接続。差し込み口とケーブルの色が対応しているので迷わずつなぐことができます。


ゲーム機とも接続。


次に、映像をテレビに出力するためのケーブルを繋ぎます。


音声出力用ケーブルも挿して行きましょう。


最後にD端子でテレビと接続し、音声入力用ケーブルを挿せばセットアップは完了。


電源を除いた全てのケーブルの接続関係は以下のようになっています。


◆操作方法

電源をオンにすると著作権関連の注意書きが表示されるので、リモコンのOKボタンを押して次に進みます。


言語は日本語を選択。


日時を設定します。


今回は録画した画像を保存するためにUSBメモリを使用。


保存するディスクを選択します。


リモコンのF1ボタンを押して保存場所を確定。


以上でセットアップは完了。リモコンのOKボタンを押せばゲーム画面に切り替わります。


あとはリモコンで操作するだけでいつでも録画が可能。


記録した動画は以下のような画面から選択して見ることができます。


で、実際にどんな映像がとれるのかというサンプルは以下で確認できます。

「コールオブデューティ:ブラックオプス」の録画映像では、もとのゲーム映像と比べてしまうと吹雪の描写などがややザラついている様な感じもありましたが、大画面で見るのにも十分な画質です。

ゲームをフルHDで録画できる「AVerMedia AVT-C281」の画質サンプル-その1 - YouTube


「エースコンバット アサルト・ホライゾン」は明るめの画面だったため、録画映像でもノイズなどはほとんど気になりませんでした。

ゲームをフルHDで録画できる「AVerMedia AVT-C281」の画質サンプル-その2 - YouTube


「アンチャーテッド」では木立の奥など暗いエリアのグラデーション部分にゲーム画面では見られなかったノイズが発生していますが、画質の劣化は許容範囲内という印象。

ゲームをフルHDで録画できる「AVerMedia AVT-C281」の画質サンプル-その3 - YouTube


「LIMBO」の録画はモノクロの映像のためか、暗所が多いにもかかわらずもとのゲーム画面と遜色のない画質で録画できています。

ゲームをフルHDで録画できる「AVerMedia AVT-C281」の画質サンプル-その4 - YouTube


なお、ムービーのフォーマットは以下のようになっています。
ムービー部分:MPEG4(H264、[email protected])、1920×1080、59.94fps、ビットレートは約15Mbps
サウンド部分:MP3、128kbps(CBR、ジョイントステレオ)、48.0KHz

プレイ後にじっくりと自分の操作を見直したい、友人に自分のスーパープレイを自慢したい、という様な場合に手軽に高画質でゲームの録画ができる選択肢としておすすめの1台です。

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in レビュー,   ハードウェア,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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