SF(すこしふしぎ)を詰め込んだ川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきた
「ドラえもん」「キテレツ大百科」「パーマン」「エスパー魔美」など数々の作品で知られているマンガ家の藤子・F・不二雄(本名:藤本弘)さんは、長らく川崎市多摩区に住んで作品を描き続けました。藤本さんは1996年に他界しましたが、「藤本の作品を応援してくれた子どもたちへ恩返しをしたい」という夫人の思いもあって、藤子・F・不二雄の作品を体験できる「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」がオープンすることになりました。
正式オープンは9月3日(土)ですが、8月22日にプレス内覧会が行われたので、一足先に中を見てきました。なお、このミュージアムは三鷹の森 ジブリ美術館と同様に日時指定の予約制となっており、事前にチケットの購入が必要なので、オープン後に訪れる計画を立てている人は注意して下さい。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
http://fujiko-museum.com/
場所はココ、2002年に閉園した向ヶ丘遊園の跡地にあります。
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元々はボーリンク場があった場所だそうです。
ミュージアムの壁面はまるでドラえもんが外をのぞいているようなデザイン。
最寄りのバス停は川崎市バス・東急バスの「藤子・F・不二雄ミュージアム」。元は「向ヶ丘遊園前」バス停でしたが、8月22日から名称が改められました。
登戸駅、向ヶ丘遊園駅、宿河原駅が一応徒歩範囲となっています。
ミュージアム前で待っていると、シャトルバスがやって来ました。
シャトルバスはラッピング車両となっており、藤子・F・不二雄の代表作のキャラクターたちがバスを彩っています。この水色のバスはドラえもん号でした。
シャトルバスは登戸駅(生田緑地口)と藤子・F・不二雄ミュージアムの間をノンストップで結んでいます。終バスは18時30分ミュージアム前発。
藤子先生の美術館ということで、イラストはアニメ版ではなく原作のもの。
ナンバープレートは「21-12」で、ドラえもんの誕生年を表しています。
ただのラッピングバスではなく、内装も凝ったもの。
つり革がドラえもんの顔になっています。
シートの柄も各種アイテムやキャラクターのシルエットに。
停車ボタンはまるでドラえもんの頭を押すかのようなデザインになっています。
やがて、ドラえもん号は登戸駅へと走り去っていきました。
ほとんど間を開けず、次のシャトルバスがやってきました。
こちらはオバケのQ太郎号。
側面イラストにはパーマンも描かれています。
内装はピンク色を基調としたもの。
数あるひみつ道具の中から「ころばし屋」を選ぶとは、なかなかシブいですね。
こちらのバスの停車ボタンはQ太郎デザイン。
後ろの窓からQ太郎がぶら下がっているようなこのバス、後ろを走ると気になってしょうがなさそう。
3台目のシャトルバスがやってきました。
メインはキテレツ大百科で、ドラえもんのキャラクターなども描かれています。
コロ助がバスの修理をしています。
停車ボタンはコロ助の顔。
横長バージョンもありました。
ラッピングバスは全4種類あります。これが4台目、パーマン号。
後ろから見るとパーマンがバスを押しているような感じに。
バスの内装などについては登戸駅のシャトルバス乗り場に解説が貼られています。
いよいよミュージアムの中へ……なのですが、その前にオブジェが展示されていました。
これは後日、町中のあちこちに設置される予定で、一堂に会して撮影できるのはこれが唯一のチャンスということでした。
すまし顔のドラえもん、向ヶ丘遊園駅に設置されるもの。
笑顔のドラえもん、登戸駅に設置されるもの。
レッツゴーみたいなポーズのドラえもん、これは宿河原駅に設置予定。
ここからは遊歩道に設置される予定のオブジェ。「オバケのQ太郎」から、Q太郎とO次郎。
「キテレツ大百科」のコロ助。
「パーマン」のパーマン1号・2号。
それではいよいよ、中へと進んでいきます……。
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「ドラえもん」「エスパー魔美」など藤子・F・不二雄の肉筆カラー原画展示
ピー助と遊ぶドラえもん&のび太や空き地の土管、どこでもドアを再現
ドラえもんの生原稿や立体化したコロ助などファン垂涎の展示物いろいろ
フレンチトーストになった「アンキパン」やジャイアン顔のカツ丼、ドリアもん
細かい部分まで凝りに凝った藤子・F・不二雄ミュージアムの写真いろいろ
©Fujiko-Pro
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in 取材, 乗り物, マンガ, アニメ, Posted by logc_nt
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