「ダライアスバースト アナザークロニクルEX」残機無限エントリーを4人でプレイ
1986年から四半世紀を経て今なお進化しつづける「ダライアス」シリーズの最新作、「ダライアスバースト アナザークロニクルEX」が稼働を開始しました。4人同時プレイが可能で、アナザークロニクル以降はなんと「残機無限エントリー(無限コンティニュー)」モードが搭載されているとのことなので、ダライアス名物のユニークなボスたちの強さを存分に味わってみました。
ダライアスバースト アナザークロニクルEX オフィシャルサイト
今回「ダライアスバーストACEX」をプレイするために訪れたのは、タイトーステーション難波店。
ゲームをクリアするまで機体のストックが減らない「残機無限エントリー(無限コンティニュー)」が4人で400円(1人でも400円)。※残機無限エントリーの料金は店舗によって異なります。
「ダライアスバースト」シリーズの最大の特徴は、エネルギーを貯めて放つ強力な攻撃「バースト」の存在。バーストボタンを押し続けることで、敵の弾を消し飛ばすバーストビームを発射することができます。
2連続でバーストボタンを押すことで、バーストパーツを設置して自機と違う場所からバーストを放つ「設置バースト」も可能。設置バーストは設置後にバースト放射方向を変更することもでき、これによってさまざまな戦略を生み出すことができるようになっています。
さらに敵のバーストにカウンターでバーストが決まると、「バーストカウンター」としてさらに強力なバーストとなります。
また、ダライアスバーストACEXでは、異なる性能の7つの機体から自機を選ぶことができます。
最もオーソドックスな機体である「レジェンド」。パーツを設置してバーストを放った場合、設置したパーツから見て自機と反対の方向にバーストが放射されます。
「ネクスト」はほぼレジェンドと同等の性能を持ちますが、ボムが自動追尾型で、設置型のバーストが、パーツから自機の方に向かって放射されます。
「フォーミュラ」は接近戦に特化した機体で、ショット火力は高いものの、パワーアップするごとにショットの射程距離が短くなっていくという特性を持っています。設置バーストはレジェンドと同じく自機と反対方向に放射されます。
「オリジン」はウェーブショットが敵を貫通する上、ショットの威力もかなり高めですが、バーストを搭載していません。
「セカンド」はオリジン同様バーストを持ちませんが、ショットの威力が高く、敵のバーストをも遮るレーザーを放つことができます。
「外伝」は、バーストの代わりにブラックホールボンバーを放つことができ、敵の攻撃を吸い込むことができます。
「アサルト」は「ダライアスバースト アナザークロニクルEX」フェイズ1で追加された新機体です。新兵装スパークバーストを搭載しており、うまく使うと超高得点を獲得できる機体になっています。
さらに、現在日程は未定ですが、今後予定されているアップデートのフェイズ2では「Gダライアス」に登場した機体「ジェネシス」が登場予定。詳細な性能は公表されていませんが、Gダライアスの特徴でもあった、「αビームシステム」が搭載されるかも知れません。
まずは難易度「EASY」とされるゾーンAからスタート。3P(緑)と4P(黄)の2名は「ダライアスツイン」経験者ですが、以後20年間シリーズから遠ざかっており、1P(赤)と2P(青)はシューティング自体初心者です。
ゾーンAのボスはシーラカンスをモチーフにした「IRON FOSSIL(アイアンフォスル) 」。最もやさしいゾーンのボスなだけあって行動が分かりやすく、最後はカウンターバーストを決めることができました。
「ダライアスバースト アナザークロニクルEX」ZONE A - YouTube
一番上のルートを通ると、次はゾーンDになります。ゾーンDのボスはノコギリエイがモチーフの「LIGHTNING CLAW(ライトニングクロウ) 」。強力な攻撃を次々と放ってきます。
「ダライアスバースト アナザークロニクルEX」ZONE D - YouTube
一番上のルートの最後、ゾーンHのボスはグソクムシがモチーフの「VIOLENT RULER(バイオレントルーラー) 」。耐久力が高く、絶妙な位置に攻撃してくるので、何度か一撃で全滅させられています。
「ダライアスバースト アナザークロニクルEX」ZONE H - YouTube
グソクムシを倒すと一周が終了。さらに400円を投入して次のルートに進みます。ゾーンBのボスはオウムガイをモチーフにした「HARD WHEEL(ハードホイール) 」。突然異様な量の弾を吐き出してきたので、一度全滅させられています。
「ダライアスバースト アナザークロニクルEX」ZONE B - YouTube
次のゾーンEでは、中級者殺しと言われるカメの「ANCIENT BARRAGE(エンシェントバラージ) 」と戦います。普通にプレイするとかなりの難敵です。
「ダライアスバースト アナザークロニクルEX」ZONE E - YouTube
ゾーンIのボスはミノカサゴをモチーフにした「THOUSAND KNIVES(サウザンドナイブズ) 」。つい正面に立って全滅してしまっています。
「ダライアスバーストアナザークロニクルEX」ZONE I - YouTube
最後は一番下のルートを攻略。ゾーンCのボスはミツクリザメをモチーフにした「HYPER JAW(ハイパージョー) 」。ここまで来るとやっと操作に慣れてきた感じ。
「ダライアスバースト アナザークロニクルEX」Zone C - YouTube
ゾーンGのボスはデメニギスをモチーフにした「BRIGHTLY STARE(ブライトリーステア) 」。ゆったりとした変則的な動きに翻弄されています。
「ダライアスバースト アナザークロニクルEX」ZONE G - YouTube
そして最終ステージゾーンLのボスはダライアスシリーズの代名詞とも言える「GREAT THING(グレートシング) 」。モチーフはクジラ。圧倒的な耐久力と、自機に向かって曲がってくるレーザーが凶悪。こんな恐ろしいボスでも、残機無限エントリーならじっくりとその攻撃パターンを楽しむことができます。
「ダライアスバースト アナザークロニクルEX」ZONE L - YouTube
ほぼ初心者だけでプレイしているので、敵の攻撃がまったく回避できていませんが、バーストを撃つ感覚が非常に爽快で、操作も分かりやすく、シューティングをプレイしたことの無い人でも、残機無限エントリーなら十分楽しめる内容になっていました。
しかし、今回もっとも魅力に感じたのは、「ダライアスバーストACEX」は、深くやり込もうと思えばいくらでもやり込めそうというところ。「バーストカウンター」を決めた瞬間の快感は格別で、これを決めるためにずっとボスと遊んでいたくなる中毒性があります。時間が許すなら、すべてのボスをバーストカウンターで倒せるようになるまでやり込みたいと思わせる魅力があり、四半世紀も人気を保ち続けているのが納得できます。
さらにもうひとつ注目したいのは、音楽の美しさです。ゲーム筐体にもヘッドホンジャックがついており、イヤホンやヘッドホンを持参すれば、周囲の音をシャットアウトして、音楽も存分に楽しむことができるようになっているこだわりの仕様。ダライアスの音楽については、「ゲーマーなら知っておきたいゲーム音楽における10人の名作曲家」の記事でも取り上げましたが、海外でも高い評価を受けているようです。
なお、、今後予定されているフェイズ2のアップデートでは、自機に「ジェネシス」が選べるようになるほか、新ボスと新BGMが追加予定。さらに、オリジナルモードのステージのボスや中ボスの構成が変化した裏ステージとして「オリジナルEXモード」も追加される予定です。
ダライアスバースト アナザークロニクル オフィシャルサイト
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