試食

ショウガ風味のやさしい味わい、夏バテに最適な「ひやしあめ」レビュー


暑い日が続くのでどうしても爽快な飲み味の炭酸飲料やビールに手が伸びてしまうところですが、今日はスーパーで「ひやしあめ」を見かけたのでコレを飲むことにしました。大阪市都島区に本社を置くラムネ生産量が日本一だという飲料メーカーハタ鉱泉の作っているもので、1本(205ml)88円でした。


ひやしあめは「あめ」という名前の通り、麦芽水飴を湯で溶いてショウガ風味を加えたもの。熱いままだと「飴湯」で、冷やすと「ひやしあめ(冷やし飴)」になります。関東では知らない人も多いそうですが、関西では縁日などで提供されていることがあります。また、スーパーマーケットなどのドリンクスタンドで提供されていることもあります。

ハタ鉱泉のひやしあめの原材料は砂糖、水飴、蜂蜜、生姜、香辛料、食塩、香料、香辛料抽出物、酸味料、カラメル色素。


色だけを見ると麦茶のよう。自家製ひやしあめを作っている時には注意しないと、麦茶だと思って一気に飲んだらひやしあめだったという悲劇も……。


ショウガを使った飲み物というとジンジャエールがポピュラーですが、そこから炭酸を抜いて甘みとショウガの風味を足したような味わい。ハタ鉱泉のものは広く市販するため、味がおさえめになっていますが、ジューススタンドで売っているようなものだと辛いと感じるぐらいにショウガを効かせているものもあります。


ひやしあめや飴湯が飲まれる理由としては、永谷園生姜部が豊下製菓の豊下正良社長を訪ねて聞いたところでは「暑いときに体の温まるものを飲んでたくさん汗を出す、まさしく暑気払いの飲み物だったんです。(略)ひやしあめは明治時代半ば、氷が庶民の手に届くようになってから出て来たと思われます。氷で冷やすという形態がひとつの“売り”になっていたんでしょうね」とのことで、夏バテを防ぐためという目的があったようです。

今回のように瓶入りのもののほか、パック入りのものも売られているので、夏バテ気味の人は試しに飲んでみてはいかがでしょうか。

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in 試食, Posted by logc_nt

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