2011年06月24日 00時18分取材

「五島列島産天然真鯵の冷し茶漬け」などデニーズ2011年夏メニュー第1弾試食レビュー

デニーズが6月21日から夏の新メニュー第1弾の提供をスタートしたので、さっそく食べに行ってきました。今回のキーワードは「涼」「健康」「辛」の3つだそうです。

(PDFファイル)夏のＤｅｎｎｙ'ｓは　《涼》《健康》《辛》 3つの‘word’で食卓を飾ります

デニーズに到着。

早速注文完了。結構種類が多いので、テーブル上が埋まらないようにすぐに食べることにしました。

まずテーブルにやってきたのは「8種の国産野菜を使った冷たいポタージュ」250円。

玉ねぎ、キャベツ、人参、白菜、大豆もやし、ブロッコリー、グリーンアスパラ、セロリの8種類の野菜を使用した冷製ポタージュ。正直、たまねぎはすぐに分かるのですが、ほかはメニューに何が入っているのか聞かないとちょっとわからないレベル。しかし、味として悪いわけではなく、バランス良くまとまっています。むしろ、セロリなどが入っていてもそれとわからないので、野菜が苦手な子どもなどに食べさせるのに向いているかも。

「米なすのラザニア」780円

見た目にナスのインパクトが絶大な一品。このナスは大きくかつジューシーなので非常に満足度は高め。チーズ風味でクリーミーですが、味付けは濃いめなのでボリュームが多いと感じる人もいそう。

「焼き夏野菜8種の盛り合せ」430円

バジルソースが見事な味付け。焼き野菜は青臭さもなく、野菜が苦手な人でも簡単に野菜が取れる一品。サラダセットだと350円でプラスできるらしいので、セットで組み合わせるのはかなりアリ。

「韓国風豆腐とアボカドのキムチサラダ」380円。豆腐とキムチの組み合わせはそれほど外れるものではないのですが、ただサラダにしただけでそれ以上でもそれ以下でもない、という印象の普通のメニュー。

「四元豚とキムチの焼きチーズごはん」780円

チーズとごはんはイタメシでは珍しくない組み合わせで、そこにごはんと相性の良いキムチが加わった品。キムチとチーズの組み合わせも好きだという人は少なくないので、そういった人であればこのチーズのとろりとした食感にキムチのシャキシャキとした歯ごたえはたまらないかも。一方で、豚肉とキムチとごはん、チーズとごはんという組み合わせの時点で満足してしまうと、ほかが蛇足に感じてしまう、人によって好みの分かれる品。

「四元豚のトンテキコチュジャン風味」980円

コチュジャン風味という響きからちょっと辛口メニューを想像していたものの、辛さはおとなしめ。肉は分厚くてジューシーだが、このメニューについてはもう少し味付けが濃くても大丈夫だった気が……。

「四元豚シルキーポークハンバーグクリームマスタードソース」880円

ポークハンバーグはパティにレンコンを加えたことでシャキッとした食感が加わっていて、なかなか食べ応えあり。クリームマスタードソースは辛くなくちょっと酸味がある系統の味で、このポークハンバーグと良く合っており、よほどのマスタード嫌いでもない限りは満足できる一品。

「たっぷり野菜のプルコギ風ハンバーグ」880円

プルコギ自体はちょっと甘辛い感じのベタな味付けで、野菜が多いところは嬉しいものの、ちょっと平凡に感じるメニュー。ハンバーグ自体が普通だからか、ちょっとインパクトが弱いかも。

「五島列島産天然真鯵の冷し茶漬け」730円

「漬け」のアジを使用した冷やし茶漬け、アジはたまり醤油で味付けしてあるが、アジ自体のうま味もわかるぐらいに薄すぎず濃すぎずのバランスになっていて、しょう油味好きなら気に入りそう。ただ、「ちょっとだけさらっと食べたいから、お茶漬けにしておこう」という考えで注文すると、意外な量の多さにびっくりするかも。量を半分にしたミニ冷やし茶漬けがあると嬉しい。

「8種野菜の冷たいクッパ」730円

8種類それぞれしっかり味が楽しめるのでお得な感じ。こういったメニューにしては辛さはあっさり目で、それこそ冷やし茶漬けみたいなノリでさらさらと食べられます。

「欧風ビーフカレー」950円

ルーはかなり濃い色をしています。

950円というのはカレーにしてはちょっと挑戦的な価格ですが、それ相応にしっかりと上品な味わいのカレーです。味としてはインスタントで言うとマルシェのような系統の典型的な欧風カレーで、辛さはちょっと強め。野菜はほとんど入っていないものの、肉はゴロリと大きな塊が入っているのも嬉しいポイント。味が濃いので、お腹が空いている人ならライスは大盛ぐらいにしても平気でペロリといけそう。