職場のルーキー必見、新しい職場に慣れるための6つのポイント
by _Davo_
新社会人が会社に入ってそろそろ3ヶ月が経過しようとしていますが、なかなか職場になじめないという人もいるかもしれません。そんな新卒社員や中途入社したばかりの人におすすめの、新しい職場に慣れるための6つのポイントです。
仕事に慣れないうちは社内の人間関係が過度に気になったり、つい業務に対して前のめりになり過ぎてしまったりしますが、少し肩の力を抜いて下記のようなことに気をつけてみると、毎日オフィスに行くのが少しだけ楽になるかもしれません。
新しい職場になれるための6つのポイントは以下から。Six Ways to Fit in When You’re the Office Rookie - DivineCaroline
1:取り繕わず自分らしく振る舞う
by Vivian Chen
幼いころ、親や教師に「自分らしく振る舞いなさい」と言われた覚えのある人もいるかもしれませんが、こういったたぐいのお説教は案外正しいものです。
例えば、職場の人からよく見られようと思うあまり、「物静かで落ち着いていて、ものすごく友好的で、常に最大級の笑顔を振りまく人物」を演じようとしても、それは最初の数日続けばいい方で、決して持続させられるものではありません。そして数日後にぼろが出てきて本来の自分がにじみ出てしまった場合、職場の人は「だまされた」と感じる可能性があります。
「物腰やわらかでいつも笑っている人」が好まれると無理に思い込まずに自分らしく振る舞った方が楽ですし、そうすることで自分の適性に合った仕事が舞い込んでくることもあるので、かえって仕事もうまく行くはずです。
2:職場の人たちから「彼ら自身の話」を聞き出す
by BryanPerson
まず新しい職場に入ったら、同じオフィスにいる人の名前と肩書きを覚えるのが先決。大きな会社であれば、1日に同期全員と会う機会があろうものなら、かなり混乱してしまうかもしれません。人前だからと肩肘はって無理に暗記するよりは、素直にメモを取ってしまう方が、後々も使えて便利です。
同僚と初めて会話する時には、「○○さんのことを教えてもらえませんか?どうやってこの会社に入られたんですか」など、自分のことを話すより前に相手のことを聞き出すようにすると、その人について理解することがずっと簡単になります。また、名前や肩書きを覚えるのが苦手だという人も、こうやってその人自身のエピソードと関連づけることで、ただ顔と名前を対応させるだけよりはずっと覚えやすくなるはずです。
3:観察に基づいて社風を確認する
by Phillie Casablanca
社風については勝手に自分の中で仮定したりせず、社内を観察してください。
入りたてのころは仕事も少なく、休憩することが仕事になる場面も多いかもしれません。しかし「社風を確認する」というタスクを設定したら、オフィスを不規則に出入りせず、仕事が行われている現場をとにかく自分の目で見て判断しましょう。
社員の人たちの退社時間はどれくらいか、名指しでかかってきた電話を取るためのスペースがあるかなど、会社の状況をチェックしてください。また、同僚たちの服装を参考に適切な服装で会社に行くよう心がけるのも大切です。
4:オフィスから遠出してみる
by dsevilla
会社に行くようになってしばらくしたら、詳しそうな人物にメールなどで近所のランチスポットやコーヒーショップ、また仕事終わりに飲みに行くのにちょうどいい店などを聞いてみるのもいい方法です。
そうして知り得た情報を元に会社の人と食事などで同席するのはとてもいいことですが、張り切りすぎてあまりにも目上の上司、たとえば社長などを勢いあまって誘ったりしないようにしましょう。また、同僚との仲は仕事を通じて時間をかけて深まっていくものなので、あまり焦って仲良くなろうと食事に誘いまくったりせず、適度な回数を心がけましょう。
5:社内に味方を作る
会社で働いていると上司や同僚の悪口といったゴシップを語る場面に遭遇することもあるかもしれませんが、そういったたぐいの話は回避してください。たとえそのゴシップが親しみ故の冗談に聞こえるようなトーンだったとしても、あくまで仕事をしにきているのだということを忘れずにうまくかわしましょう。
オフィスの性質を理解するには仕事の優先順位や過程について質問するのが手っ取り早い方法。手近でよい指標となるのは、メールの文面を書く際の作法です。ある人は冒頭のあいさつや感謝の言葉を忘れない一方、別の人はあいさつもなしにいきなり用件だけ書き連ねていたりするなど、人によって個性が出るものです。よい手本となる先輩の文面を盗むようにして、自分の文面をブラッシュアップしていってください。
また部署内だけでなく、他部署間とのやりとりをメーリングリストで確認し、先輩たちに合わせる形で行うのも大切なことです。
6:焦らず活躍の時を待つ
by _Davo_
一刻も早く新人扱いを抜け出し、一人前と認められたい気持ちは分かりますが、同じ職場の人たちは少なくとも自分より長く働いている人が多いわけで、それだけで尊敬と関心を持つに値する存在であるのも事実。
職場の風土を知らない身からすると、新しいアイデアに取り組まない職場の人たちがもどかしく、押し出しの強い人であれば既存の社員に食ってかかってしまうかもしれませんが、そこはぐっとこらえてください。
仕事をこなしていく内に同僚の信頼も得られるようになり、会社での身の振り方も教えてもらえるようになるものなので、そうなるまで自分のアイデアや野望は少しの間胸にしまって、まずは自分が雇われた理由となった目の前の仕事をやり抜くのが先決です。
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