ガンダムAGEの大作RPGをレベルファイブが制作、ICチップ搭載ガンプラを買うと無料で遊べる店頭ゲームなどガンダムAGEの新展開いろいろまとめ
2年半ぶりの新ガンダムテレビシリーズが「機動戦士ガンダムAGE」というのが何よりも衝撃的な発表だった気がしますが、このガンダムAGE、バンダイの上野和典社長が「新たな歴史の1ページを刻む作品」と語ったとおり、これまでのガンダムファンはもちろん、新しくガンダムに入ってくるファンのためにも、おもちゃやゲームなど全方位への進撃をこれから開始します。
発表会では、アニメのシリーズ構成を日野晃博さんが担当することもあって「ゲーム化しないわけにはいかない」とガンダムAGEの大作RPGが制作されることが発表されたり、チップの埋め込まれたガンプラを買うと店頭などに設置されているゲイジングバトルスペースで無料で遊べるなど、数々の新展開が発表されました。
詳細は以下から。
機動戦士ガンダムAGE
http://www.gundam-age.net/
まずは、バンダイナムコゲームス×レベルファイブによるゲームの発表。
レベルファイブの日野晃博社長
バンダイナムコゲームスの鵜之澤伸副社長。
ガンダムAGEはさっそくGジェネレーションシリーズへの登場が決定していますが、なんとレベルファイブによってRPGが作られるとのこと。
そして数々の商品展開、まずはガンダムといえばガンプラ。ガンダムAGEから新ブランド「AG(アドバンスドグレード)」が登場。
スケールは1/144(全高約12.5cm)で、パーツがこれまでに比べて全体的に大きく、工具や接着剤、塗装なしでプラモデル初心者でも簡単に組み立てられるようになっています。
本日発表されたのは5種類。
ガンダムAGE-1 ノーマル(2011年10月発売予定)
ガンダムAGE-1 タイタス(2011年11月発売予定)
ガンダムAGE-1 スパロー(2011年12月発売予定)
ジェノアス(2011年10月発売予定)
ガフラン(2011年10月発売予定)
ちゃんと従来からあるHG(1/144)などでの発売も予定されています。
HG ガンダムAGE-1 ノーマルと並んでいるのは全高370mmという巨大なメガサイズモデル。発売時期は未定です。
そして、1/100サイズ(全高約19cm)の彩色・組み立て済みフィギュア「GB(ゲイジングビルダー)」シリーズ。
ガンダムAGE-1 ノーマル
ガンダムAGE-1 タイタス
ガンダムAGE-1 スパロー
ガフラン
ジェノアス
このGBシリーズの特徴は、ガンダムAGEの特徴でもある手・脚の換装システムを再現していること。今後発売される強化パーツ「Gウェア」やGBシリーズの他のMSとパーツを換装することでオリジナルMSをカスタマイズすることができます。
ここに並んでいるのはその一例。
ガンダムAGE-1をベースに、ガフランの手脚をつけたもの。一気にガンダムぽさがダウンしています。
ジェノアスにタイタスの右腕とスパローの左腕を装着。「装甲騎兵ボトムズ」か「戦闘メカザブングル」あたりから出張してきたみたいな印象になりました。
上半身はタイタスですが下半身が機動力重視のスパローになり、体型が見事な逆三角形に。猛スピードで突っ込んできて鉄拳を振るう恐怖の近接戦闘タイプに生まれ変わりました。
ガンダムAGE-1がジェノアスの腕を装備。これはさほど違和感がありません。
この新登場の「GB」「AG」両シリーズにはゲイジングチップが搭載されており、店頭設置の「ゲイジング バトルベース」や玩具「ゲイジング ハロ」と連動して遊ぶことができます。GBシリーズはこのように全身に4枚、AGシリーズは1枚搭載しています。
これがゲイジング ハロ(2011年10月発売予定)。
主人公のパートナーロボット「ハロ」をモチーフにしています。
ゲイジングチップ内蔵のガンプラをゲイジング(スキャン)することで、液晶画面に自分のMSが登場。バトルシミュレーションゲームが遊べるようになります。
「ガンダム専用起動装置 エイジデバイス」は主人公アスノ家に伝わる、ガンダムを起動するためのキーアイテムを商品化したもの。なりきりアイテムとして遊べるほか、これ単体で7つのパイロットシミュレーションゲームが楽しめ、さらに「ゲイジング ハロ」や「ゲイジング バトルベース」との連動で遊ぶことも可能となっています。
「ゲイジング ハロ」とゲイジングしたところ。
こちらが店頭に設置される「ゲイジング バトルベース」。
ゲイジングチップ搭載のガンプラやフィギュアをゲイジングすると自分のMSが登場してバトルシミュレーションゲームが遊べます。ガンプラ(AGシリーズ)の場合はチップを1枚しか搭載していませんが、その代わりに最大3体ゲイジングすることで小隊を組んで戦うことができます。
ハロはこれを家庭用にしたものと考えればOKなわけですが、エイジデバイスをこのバトルベースでの戦績を記録するとレベルアップが可能。レベルアップしたデバイスをハロやバトルベースに再び接続すれば戦闘が有利になる、というわけです。
2011年7月からはデジタルカードゲーム「ガンダムトライエイジ」の第0弾がスタートします。
筐体はこんな感じ。
好きなMSのカードとパイロットのカードを組み合わせて、敵とのバトルを楽しむというゲームです。
第0弾に登場するMSとパイロットの一覧はこちら。パイロットは初代からアムロ・レイ、カイ・シデン、ハヤト・コバヤシ、シャア・アズナブル、セイラ・マス、0083からコウ・ウラキ、アナベル・ガトー、UCからバナージ・リンクス、マリーダ・クルス、ギルボア・サント、00から刹那・F・セイエイ、リボンズ・アルマーク、セルゲイ・スミルノフ、ソーマ・ピーリスが参戦。
アムロ・レイ
刹那・F・セイエイ
バナージ・リンクス
10月から始まる第1弾ではガンダムAGEのフリット・アスノなども参戦します。
第0弾に登場するモビルスーツはガンダム、ガンキャノン、ガンタンク、ザクII(シャア専用)、ガンダム試作1号機フルバーニアン、ガンダム試作2号機、ユニコーンガンダム(デストロイモード)、クシャトリヤ、ギラ・ズール、ダブルオーガンダム、リボーンズガンダム、GN-X(ジンクス)、ザクII(量産型)となっています。
ガンダム
ダブルオーガンダム
ユニコーンガンダム(デストロイモード)
ガンダムAGE-1 ノーマル
ゲームプレイ時に使用するICカードはこんなデザインになるようです。
実際のゲーム画面はこんな感じ。
このようにMSとパイロットを登録。これは初代ガンダムチームということでチームボーナスがもらえたところ。
ガンダムが必殺技でガンキャノンを撃破
ユニコーンガンダムの必殺技
アビリティ「連撃」が発動
フリットとガンダムAGE-1
刹那とダブルオーガンダム
ターゲットフェイズ
攻撃のタイミングでボタンを押すわけですが、タイミングが完璧だとパーフェクトボーナスがつきます。
激しいつばぜり合い
最後はフォトセッションの様子です。準備中の様子。
ガンダムAGE-1 ノーマル。顔などはかなり初代に似ている気がします。
バンダイナムコゲームス鵜之澤伸副社長、バンダイ上野和典社長、ガンダムAGE-1、山口晋監督、レベルファイブ日野晃博社長、サンライズ宮河専務が並びました。
ガンプラを持つ上野社長。秋からの大展開が楽しみです。
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