ご飯にかけて食べるスナック「ふりサク」は「やるじゃん、東ハト」と言わざるを得ない完成度だった試食レビュー
おかずが何も無いため、うまい棒をご飯にかけて食べる「うまい棒ごはん」を経験したことがある人は全国にどれだけいるのでしょうか。そんなわびしいスナックご飯の味を逆手に取って「ご飯にかけること」を目的に作られたスナック、東ハトの「ふりサク」が、6月13日(月)から全国で新たに発売されるとのことで、早速ご飯にお茶漬け、カレーにパスタ、そしてアイスクリームに乗せて食べてみました。
今回発売となるのは「のりたまご味」と「梅しそ味」の2種類。さまざまな食事にふりサクを乗せて食べてみた試食レビューは以下から。株式会社 東ハト/東ハトからのお知らせ
これが今回新発売となる「ふりサク」。どことなく東ハトの「キャラメルコーン」を連想させるパッケージです。
こちらは「のりたまご味」。
裏側はこんな感じ。
コーングリッツをベースに、かつお節パウダーなどのさまざまな調味料が加えられています。
中身はこんな感じ。
食べてみると、味はわりと控えめで、ふりかけの「のりたまご」風の香りがほんのりと漂います。食感は通常のスナックに比べてややカリカリ感が強く、歯応えがある感じ。
「梅しそ味」。
裏側はこんな感じ。
梅しそはのりたまごよりもう少し自己主張が強く、やや酸味があります。
早速ご飯に乗せて食べてみました。
どんなにわびしい味になるのかと思っていたら、意外にもご飯と非常にうまく調和していました。味としてはふりかけよりも控えめですが、カリカリとした食感が良いアクセントを加えており、ご飯と違う食感が混ざることで、満足感が上がります。のりたまご、梅しそ、いずれも甲乙つけがたい出来です。
これならほかの食事に合わせることが出来るのではないかと、いろいろ買ってきました。
まずはお茶漬け。ちょっと悩みましたが、ふりサクにお湯はかけず、あと乗せしています。
これもなかなか良い組み合わせ。お茶漬けは具が無いと同じ味が続くため、途中で味に飽きが来てしまいがちですが、ふりサクが加わることで食感と味にアクセントが加わり、お茶漬けがちょっぴり豪華になった感じがします。
次はうどん。
うどんも具が無い時は重宝しそうな感じ。天かすよりもカリカリ感が強く、サイズや味も、うどん自体の味を押しのけてしまわない程度に控えめです。これは圧倒的に梅しそがマッチしました。
次はスパゲッティ。
スパゲッティは正直なところ微妙な感じ。合わないというわけではないのですが、スパゲッティにカリカリとした食感は必要無いような気がします。
そしてカレー。
カレーはわりと良い感じ。ベースの味がのりたまご、梅しそともにあまり強くないため、何に乗せてもそれなりに調和してくれます。今回はカレーマルシェを使ったため、具材がかなり豪華だったのですが、具材があまり入っていない場合はかなりありがたい存在になりそう。
そしてアイスクリーム。
やってはいけないことをしてしまったような気持ちに襲われつつも、いただきます。
悲惨な味を想像していたのですが、意外にもカリカリ感がアイスに良くマッチしてしまいました。のりたまごと梅しそともに、香りがほんのり残るため、後味は良くないのですが、あくまでフレーバーの問題という感じで、もし塩味のみのプレーンがあったら、このパターンもアリな気がします。
これだけさまざまな食事に合わせてみても、完全に「これはダメだ」というものが見つからないほどの汎用性を発揮してくれた「ふりサク」は、素うどんや具無しカレーを常食としている学生さんなどにありがたい存在となりそうな感じ。ただし食事と合わせて楽しむにはカリカリ感が肝心なので、放置して湿気ってしまったら元も子も無くなるため、注意が必要です。
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