取材

「ストリートファイター X 鉄拳」がE3でプレイアブル出展、ロスに集まった格闘ゲームファンによる実際のプレイムービー


「ストリートファイターIV」は全世界合計で290万本、「鉄拳6」は250万本を突破という、世界的なビッグタイトル同士のコラボレーション「STREET FIGHTER X 鉄拳(ストリートファイター クロス 鉄拳)」ですが、E3 2011では来場者が実際にプレイ可能なプレイアブル出展として登場しました。

同じ格闘ゲームではありながら、根本的に違うシステムのゲームを組み合わせた結果はどんなものになっているのでしょうか。


「ストリートファイター X 鉄拳」のプレイムービーは以下から。CAPCOM:STREET FIGHTER X 鉄拳 公式サイト

カプコンブースは西館エントランスを入ってすぐ目の前に位置しており、E3出展ブースの中でも非常に目立っていました。


注目の「ストリートファイター X 鉄拳」がプレイアブル出展。北米で特に人気の高い作品同士のコラボともあって、来場者は列を成してプレイの順番を待っており、さながら全盛期のゲーセンを思い起こさせる光景でした。


下のムービーが実際に来場者がプレイする様子を撮影したムービー。

YouTube - E3 2011「ストリートファイター×鉄拳」プレイムービー


対戦に入ると、「ストリートファイター X 鉄拳」のロゴが登場。


画面がX字に割れて、キャラ選択画面が現れます。


左側1プレイヤーはガイルとサガットを選択、右側2プレイヤーはジュリアとアベルを選択しました。


サガットが登場。


ガイル登場。


2人でポーズ。


対するアベル。


そしてクールなジュリア。


試合開始。


最初に攻撃を当てたのは2プレイヤーのアベル。しゃがんだところに上手くしゃがみガード不可の中段攻撃をヒットさせました。


しかしコンボが続かず、サガットはすかさず反撃。


サガットもタイガーアッパーカットをガードされるなどスキを見せますが、2プレイヤー側はチャンスを生かせません。


サガットとガイルの連携攻撃がアベルを襲います。


「鉄拳」の醍醐味は、相手を浮かせてから連続でコンボをたたき込むところにあるわけですが、本作でもその特徴を受け継いでいるようで、浮いている相手に何度も攻撃を当てることが可能なようです。サガットの攻撃→ガイルの連係攻撃がヒットし、そのあとのガイルの攻撃はちょっとタイミングが早かったのか、外してしまいました。


2プレイヤー側はアベルがダメージを受けすぎたため、ジュリアに交代。


果敢に攻めますが、後ろを押しっぱなしでしゃがみガードをしながら必殺技が出せるガイルの堅い守りを崩せません。


逆に連係攻撃を食らってしまいました。


ここで2プレイヤー側は再びアベルに交代。


しかしスキを突かれてタイガーアッパーカットを食らってしまいます。


起き上がりにタイガーショットをモロに食らうなど、2P側の焦りが目立ちます。


結局2プレイヤー不利のまま、タイムオーバー。1プレイヤーの勝利です。


下のムービーも同じく「ストリートファイター X 鉄拳」のプレイムービー。こちらはリュウとサガット、ボブとアベルのチームの対戦です。

YouTube - E3 2011「ストリートファイター×鉄拳」プレイムービー その2


キャラクター決定。


試合開始。


リュウとサガットの組み合わせを選んだ1プレイヤー側は、どうやらストリートファイターをやり込んでいる人のようで、ガードするには「相手と逆方向」にレバーを入れる必要があるのですが、この性質を利用して、ジャンプして相手の裏側に回った瞬間攻撃を繰り出すことでガードの方向を混乱させる「めくり」の技術を使って先制攻撃を加えます。


そこから一気にコンボでたたみかけ、連係攻撃につなげます。


連係攻撃は惜しくもサガットのパンチで終わってしまいましたが、続けて「めくり」を使って攻撃を当てます。


しかしコンボ失敗、蹴りをガードされてしまいました。


2プレイヤー側は体勢を立て直すべくアベルに交代。


相手の動きをうまく読んで、攻撃をヒットさせます。


2プレイヤー側もお返しとばかりに連係攻撃。


今度は1プレイヤーがお返し。連係攻撃の応酬が続きます。


お互い譲らぬ攻防。


ここでリュウは業を煮やして大技を放ちますが、あまりに見え見えだったためたやすくガードされてしまいます。


連係攻撃を当てて1プレイヤー側に最大のチャンスが到来。ここでうまく相手を浮かせたままコンボがつなげられれば勝利は目前です。


しかしここで1プレイヤー側が痛恨のミス。連携のタイミングをミスって昇竜拳を外してしまいます。


大きなスキが生じ、2プレイヤーのコンボを受けてKOされてしまいました。


2D視点のため、一見するとストリートファイター寄りのシステムのように思われますが、どうやら本作の肝は鉄拳のシステムである「浮かせてコンボをたたき込む」ところにありそうです。会場ではこの空中コンボが上手に出来る人がまだ希で、ストリートファイターファンも鉄拳ファンもそれぞれにシステムに対応する必要がある状態のようなので、格闘ゲームをやってみたいと思っていた人にとっては、新たに参入するチャンスともなりそうです。

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in 取材,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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