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「宇宙英雄ローダン」シリーズ最新刊を早川書房が特別無償配信


世界最長のSF小説(スペースオペラ)として知られ、日本では早川書房から刊行されている「宇宙英雄ペリー・ローダン」。

日本での最新刊である396巻が3月10日に、397巻が3月25日に刊行されましたが、いまだ被災地では書籍が手に入りにくい状況が続いているということで、早川書房がこの2冊を特別無償配信しています。

詳細は以下から。
ハヤカワ・オンライン|早川書房のミステリ・SF・ノンフィクション:新着ニュース

「宇宙英雄ペリー・ローダン」は1961年から刊行されているSF小説。第1巻「スターダスト計画」の著者はK・H・シェールですが、作品自体はシェールをはじめとして複数人の草案作家によって作られたシノプシス(作品の概要)をもとに多くの作家が執筆に加わっている、大規模なリレー小説のようなものです。


日本では1971年から翻訳版が刊行されており、現在までに12人の翻訳者が携わり、398巻までが刊行されています。しかし、被災地では書籍が手に入りにくい状況が続いているため、著者・訳者の賛同のもと、引き続きローダン・シリーズを読めるように、3月に刊行された396巻と397巻のPDFデータを特別無償配信することになりました。

配信期間は5月31日まで。当然ですが、ダウンロードしたPDFファイルを早川書房の許可なく販売、再配布、改変することは著作権法違反ですので注意してください。

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in メモ, Posted by logc_nt

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