特別価格機種の提供や手数料無料化も、KDDIが「CDMA 1X」や一部の「CDMA 1X WIN」ユーザーに機種変更を呼びかけ
総務省による800MHz帯周波数の再編に伴って2012年7月22日に一部のau端末が利用できなくなり、2012年7月22日以降も利用し続けるには機種変更が必要となることを受けて、KDDIが対象ユーザー向けに機種変更の無料化や特別価格機種を提供することを発表しました。
対象となる機種など、詳細は以下から。
「CDMA 1X」などのサービス終了等のお知らせ | 2011年 | KDDI株式会社
「CDMA 1X」などのサービス終了等のお知らせ〈別紙〉 | 2011年 | KDDI株式会社
KDDIのプレスリリースによると、au携帯電話で利用している800MHz帯周波数の切り替えに伴ってデータ通信サービス「CDMA 1X」およびau ICカード非対応機種向けの「CDMA 1X WIN」を、2012年7月22日をもって終了するそうです。
これによりデータ通信を利用できなくなるため、対象となるユーザーが機種変更する際の機種変更手数料を無料化するほか、特別価格の機種を提供するとのこと。なお、特別価格対象機種の在庫状況や割引条件、購入価格などは店頭で告知されるとしており、対象機種のリストは以下となっています。
◆携帯電話サービスとデータ通信サービスの両方を利用できなくなる機種
WIN W40シリーズ:au ICカード非対応 W43T、W42K、neon (W42T)、W41T、W41SA、W41K
WIN W30シリーズ:au ICカード非対応 W33SA、W33SA II、W32T、W32SA、W32K、W31T、W31SA、 W31SA II、W31S、W31K、W31K II、W31CA、PENCK (W31H)
WIN W20シリーズ:au ICカード非対応 全機種
WIN W10シリーズ:au ICカード非対応 全機種
WIN W00シリーズ:W01K、W02H、W03H
CDMA 1Xシリーズ:Aシリーズ全機種 (B01K含む)
cdmaOneシリーズ:Cシリーズ全機種 (P'sBoat (C314T)、Rapira (C312SK/C315SK) 含む)
モジュール:UGEP2-601B、M1XTA01A、D2K's1、D2K's2
◆携帯電話サービスのみ利用可能で、データ通信を利用できなくなる機種
WIN W50シリーズ:au ICカード対応 W53SA、W52T、W52P、MEDIA SKIN (W52K)、W51T、W51SH、W51SA、W51S、W51P、W51K、W51H、W51CA
WiN W40シリーズ:au ICカード対応 W45T、W44T、W44T II、W44TⅢ、W44S、W44K、W44K II、W43SA、W43S、W43K、W43H、W43H II、W43CA、W42SA、W42S、W42H、W42CA、W41SH、W41S、W41H、W41CA
WIN W30シリーズ:au ICカード対応 W32S、W32H
WIN E00シリーズ:au ICカード対応 E02SA、E03CA
なお、au ICカード対応機種については、一部のエリアでデータ通信サービスを引き続き利用できる場合があるとされていますが、利用できるエリアが狭まるのであれば、機種変更せざるを得ないのではないでしょうか。
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