メモ

2011年F1世界選手権中国GP、開幕2連勝中のベッテルの結果は

by JoniF1

現地時間4月17日、F1世界選手権の中国GP決勝が開催されました。

2011 FORMULA 1 UBS CHINESE GRAND PRIX Provisional Results
http://www.formula1.com/results/season/2011/848/

予選の結果、ポールポジションはセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が獲得。その後ろにジェンソン・バトン(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、ニコ・ロズベルグ(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、フェリペ・マッサ(フェラーリ)が続き、ベッテルのチームメイトであるマーク・ウェバーは予選でタイヤ選択のミスがあって18番手からのスタートとなりました。また、日本の小林可夢偉(ザウバー)は13番手スタートとなりました。


オープニングラップで、早々にバトンがベッテルをかわしてトップを奪取、ハミルトンもそれに続き、1位から3位が入れ替わります。ベッテルは開幕から封印されていたKERS(カーズ)を使用していましたが、それでも抜かれてしまう結果に。

レースでは早々にハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)が右リアタイヤ脱落によってレースを抜けてしまいますが、最終的にこのレースでのリタイアはアルグエルスアリだけでした。

序盤にバトンとベッテルが同一周回でピットストップするも、バトンが一瞬誤ってレッドブルのピットに入ってしまったことでタイムを僅かにロス、ここでベッテルがバトンを追い抜きます。各車が1度目のピットを終えた時点で、先頭はロズベルグに変わり、以下ベッテル、バトン、マッサ、ハミルトン、ミハエル・シューマッハ(メルセデス)、アロンソ、ポール・ディ・レスタ(フォースインディア)という順番。

かつてF1界の皇帝として君臨していたシューマッハに戦いを挑み、チャンピオンをもぎ取ったアロンソがそのシューマッハとのバトルを繰り広げることになり、シューマッハは約10周にわたってアロンソを封じ込めますが、最後は第1コーナーの飛び込みで巧みにインを突いたアロンソがシューマッハをオーバーテイクします。

しかし、多くのマシンが3回のピットストップを行う作戦を取った中でアロンソは2ストップ作戦を取ったため、このあとロズベルグやバトン、ハミルトンとはバトルをせずに独自ペースでの走行をすることに。

終盤は先頭がベッテル、2番手がハミルトンという形のまま推移しましたが、ラスト5周でハミルトンがベッテルを捉えて首位に浮上。また、14台抜きで4位に上がってきていたウェバーがラスト2周でバトンを捉えて3位まで上がり、このままレースが決着。

1位ハミルトン、2位ベッテル、3位ウェバー、4位バトン、5位ロズベルグ、6位マッサ、7位アロンソ、8位シューマッハ、9位ペトロフ、10位小林可夢偉、という結果になりました。

ハミルトンは25ポイントを加算して通算47ポイントとなりましたが、ベッテルも2位12ポイントを獲得して通算68ポイントとなり、ドライバーズランキングの首位は譲りませんでした。以下、バトンが38ポイント、ウェバーが37ポイント、アロンソが26ポイント、マッサが24ポイントと続いています。

次は5月8日のトルコGPです。

・次のレース
2011年F1世界選手権トルコGP、小林可夢偉は最後尾から猛追

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
2011年のF1世界選手権がオーストラリアで開幕 - GIGAZINE

2011年F1世界選手権マレーシアGP、小林可夢偉は10番手スタート - GIGAZINE

in メモ, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article here.