「鉄人」金本知憲の連続試合出場記録が1766で途切れる
阪神タイガースの金本知憲選手といえば「鉄人」「アニキ」と呼ばれ、現役最長の連続試合出場記録を保持、さらにそれを更新し続けていることでも知られていますが、2011年4月15日の試合でその記録が途切れることになりました。
詳細は以下から。
阪神・金本の連続出場ストップ/野球速報/デイリースポーツonline
4月15日、ナゴヤドームで中日対阪神の試合が行われました。金本選手はこの試合では先発から外れ、8回に代打として出場。2アウト1塁の場面での打席でしたが、1塁走者の俊介が2塁への盗塁に失敗してイニングが終了。金本の打席が終了せず、この裏の回でも守備に就くことがなかったため、連続試合出場記録が途切れることになりました。
「連続試合出場」が記録されるためには、打席に立ってアウトになるか塁に出る(=打席が記録される)か、1イニング以上守備に就く必要があり、今回そのどちらの条件もクリアされなかったことから、試合出場にカウントされなかったというわけ。同様に、たとえば代走で試合に出ただけでは前述の条件を満たさないため、連続試合出場の記録を更新し続けることはできません。
これで、金本の記録は1766試合で確定となり、元祖「鉄人」衣笠祥雄の連続試合出場2215に続く歴代第2位の記録となります。なお、第3位は松井秀喜の1250試合、現在現役での最長はアレックス・ラミレスが2004年8月6日から記録している917試合となります。
これまで阪神は記録のこともあって試合のどこかで金本を必ず使う必要があり。金本自身もボロボロの体に鞭を打って出場する状況が続いていましたが、記録が途切れたことでゆっくりと休養を取ることができるかもしれませんね。
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