「うすごろも揚げ」でパリッパリに仕上がったKFCの新作「新パリパリ旨味チキン」と「油淋鶏サンド」試食レビュー
ケンタッキーフライドチキンから、香ばしくパリパリとした食感の衣を生み出す「うすごろも揚げ」で作られた「新パリパリ旨味チキン」と「油淋鶏サンド」が登場しました。
「新パリパリ旨味チキン」は、1年ほど前に発売した「パリパリ旨味チキン」に胡椒をふんだんに加えて新登場とのこと。そして「油淋鶏(ユーリンチー)サンド」は、なんと10年ぶりでの限定復活だそうです。油淋鶏(ユーリンチー)とは、鶏のから揚げに刻んだ長ネギを加えて酢と醤油のタレをかけた中華料理のことなので、バンズとの相性は良さそうな感じですが実際のところはどうなっているのでしょうか。
KFCの新商品は以下から。ケンタッキーフライドチキン|商品情報|チキン|新パリパリ旨味チキン
ケンタッキーフライドチキン|商品情報|サンド|油淋鶏サンド
KFCに到着。節電のためなのか照明が控えめです。
入店してみると、レジの上方にある一番見やすいところに新商品の「新パリパリ旨味チキン」と「油淋鶏サンド」が載っていました。
今回は「油淋鶏サンド」のセットと「新パリパリ旨味チキン」を2本、それと比較用の「オリジナルチキン」を1本注文。
左側の2つが「新パリパリ旨味チキン」、右が比較用の「オリジナルチキン」です。見た目はそれほど変わらない様子。
「新パリパリ旨味チキン」には「あとがけ香り胡椒」が付いています。これを振りかけてから食べるというわけです。
コショウをかけるとこんな感じに。辺り一面にコショウの香りが漂ってきてクシャミが出そうなくらいでした。
ほおばってみると、とにかく衣がパリパリとしていて香ばしく、実に心地よい食感です。そして黒コショウの風味がかなり強烈に伝わってくるのでスパイシー。味付けは塩コショウのみというシンプルな構成ですが、チキンそのもののうま味とパリパリ感が上手にマッチしているので十分に満足できます。また、通常のオリジナルチキンはパリパリ感が弱いからか、どっしりとした脂っこさが目立ちがちなのですが、「新パリパリ旨味チキン」はフライドチキンにしてはサッパリしているとも言えます。パンチの利いた味が好きな人なら幸せな時間を過ごすことができそうな逸品です。
続いて今度は「油淋鶏サンド」です。包み紙にまで「限定復活」の文字。
取り出してみるとこんな感じ。甘酢ソースがしたたっていました。
バンズの裏にはマヨネーズ。
そしてバンズの表面にはほどよい硬さがあります。
バンズの下には、シラガネギとレタスがワサっと盛られていました。
生姜醤油で下味がつけられているという鶏のフィレ一枚肉。甘酢ソースは片方に寄ってしまっているようです。
底のバンズには甘酢ソースが塗られています。
ガブリとかぶりついてみると、「新パリパリ旨味チキン」ほどでは無いもののパリッとして味が染みこんである鶏肉、シャキッとしたレタスと確かな個性を演出するシラガネギ、もっちりとして上質なバンズ、そしてそれらすべてをまとめ上げる甘酢ソースが混然一体となっていて実に好感触。中華風のハンバーガーとしては非常に高い完成度で、思わず「ハンバーガーとは具材の組み合わせによって1+1=3となる料理なのか」とつぶやいてしまいました。この完成度で380円というのはコストパフォーマンスが高いのではないかと思えてしまうほどです。
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