子ども用のビニールプールに飛び込む「スワンダイブ」に挑戦する男性、自身の保持するギネス記録を更新
水泳の飛び込み競技の演技の一形態で、白鳥が飛ぶ姿のようにダイナミックにプールに飛び込む「スワンダイブ」を、何と子ども用のビニールプールに向かって行うという危険きわまりない挑戦を繰り返している男性が、自身の保持していたギネス記録を更新しました。
飛び込む先は小さな子ども用のプールなので、少しでも目測を誤ると地面へまっさかさま。かといって、きちんとプールの中に飛び込めたとしても水面は競泳用のそれより極めて浅く、見ているとかなりハラハラしますが、自信に満ちあふれた挑戦者は華麗なまでに正確にダイブを決めています。
神業とも言えるダイビングは以下から。YouTube - World Record Shallow Dive into Paddling Pool
競技が行われる会場には仮設の飛び込み台が。通常の飛び込み競技で使われる一番高い台は10メートルなのですが、それよりもさらに1メートル高く、11メートルの高さに設定されています。
そして飛び込んだ先に待ち受けているのは、何の変哲もない子ども用のプール。庭で子どもが数人入ってパチャパチャ遊ぶようなビニール製の物で、水深はわずか12インチ(30.5センチ)。飛込競技用のプールの水深は5メートル以上の深さが必要とされているのですが、まったく比べものにならない程に浅いです。
いよいよ挑戦です。台の上から下をにらみつけているのが挑戦者のDarren Taylor氏。
彼のスワンダイブを見にやってきた観客たちは不安そうな面持ち。
そんな不安などどこ吹く風で、勢いよく飛び出したTaylor氏。。ダイナミックなスワンダイブです。
目測を少しも誤ることなく子ども用のプールに無事着水。
真上から見ると、ほとんど彼の身長と同じくらいの広さしかないプールに見事に飛び込んでいるのがよく分かります。
たった30センチ程度の水で飛び込んだ際の衝撃は吸収できているのでしょうか……
しかし、飛び込んだTaylor氏はすぐさま立ち上がって勝利の雄たけびをあげます。
あまりにも男らしい姿。
インタビューにもほとんど叫ぶように答えていました。
Darren Taylor氏は「Professor Splash(プロフェッサー・スプラッシュ)」という名前で知られていて、自身の活動を紹介する公式ページもあります。彼はスタントダイバーとして25年以上の経験を積んでいるからこそこの妙技をクリアしているのであって、一般人がやると当然危険なので、決して真似はしないでください。
About Darren Taylor | The Talent Behind Professor Splash
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