映画のコマを圧縮してバーコード化した「moviebarcode」
by scott_bl8ke
映画は1秒間に24コマの撮影を行って作られています。だいたい2時間の映画であれば17万コマ以上という膨大な量のコマが目の前を流れていっているわけです。これを横にギュッと圧縮して、まるでバーコードのようにしてしまったアートが「moviebarcode」です。
一体何の意味があるのか……と一瞬思ってしまいますが、バーコード化された作品は、意外と作品の特徴を残していて、いろんな作品を見比べると違いがあってなかなか面白いことになっています。
moviebarcode
http://moviebarcode.tumblr.com/
「マトリックス」のバーコード。黒と緑という作品のカラーがよく出ている気がします。
こちらは「ソーシャル・ネットワーク」。あまり屋外の明るいシーンが多くない映画で、全体的に暗いトーンです。
「ジョーズ」は青と白が多く、海を舞台にした映画らしいカラー。
「もののけ姫」は緑、青、茶色とかなりカラフル。
「しんぼる」はこうやってみただけで、前半と後半で作品の雰囲気がきっと違うのだろうと感じます。
かなり明るいシーンが多いらしい「Atom(Astro Boy)」。
「地獄の黙示録」はベトナム戦争を題材とした映画ですが、薄暗いシーンだけではないというのがわかります。
「ヒックとドラゴン」の最後のところは何でしょうか。
かなりめまぐるしく色が変わる「シティ・オブ・ゴッド」。
こうしてみると暗い・明るいという違いはありますが、赤い画面が連続することは多くないというのがわかります。
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