空中に浮かんだ海賊船や秘密の滑り台など、好奇心をくすぐるギミック満載の子ども部屋
子ども部屋に海賊船を浮かべるという、何とも大胆なプランを現実の物にしてしまったインテリアデザイナーが現れました。
6歳の男の子のために作られたこの部屋には、2階から1階へと抜け出すための秘密の滑り台が設置されていたり、よじ登るための縄ばしごやロープなどが随所に用意されていて、動きたい盛りの子どもには嬉しい設計となっています。
海賊船が中央に配置された、冒険的な子ども部屋の写真は以下から。That's one boy who will never be short of first mates: Designer creates ultimate pirate bedroom for lucky six-year-old | Mail Online
Kuhl Design Build - Twin Cities ( Minneapolis and St. Paul Area ) Architectural Design & Remodeling
まず目につくのは、部屋の空中に設置された大きな海賊船。そこへはつり橋で移動することができます。
壁紙は深い青で統一、高いところには雲を描いて空に見立て、低いところには魚を描いて海のように見せています。
つり橋部分へは木製のはしごがかけられています。石壁風の壁材など、細かいところも作り込まれている印象。
つり橋にはかなり風合いのあるロープが使われています。
中には見張り台や舵など、海賊船らしい物が取りつけられていて、薄暗いので秘密基地の雰囲気もばっちり。
ここに誰が登るかで争いが起こりそうな気もします。
クローゼットに行くにはロープを伝っていきます。毎朝着替えるたびにロープを伝うことで、子どもの運動量を増やす目的があるとか。
上からロープがつり下げられている所を見下ろすとこういう風に見えます。かなりの高さがあり、これは大人でも勇気がいりそう……
まるで火災時などに使う物のような形の滑り台も作り付けられていて、デザイナーのSteve Kuhl氏自ら試しに滑っています。
滑り台は入り口と出口以外はどこからも見えないように壁で囲われています。子どもたちだけの秘密の滑り台です。
かなり勢いよく飛びだしてしまうようなので、到着地点にはクッションが敷かれています。
ほかにも宇宙船やレーシングカー、お城などのデザイン候補があったようですが、依頼主の意向でこのデザインが選ばれたそうです。
あくまで子どもが小さいころ限定のデザインではありますが、こんな子ども部屋だったら仲間内の人気者になれそうです。
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