「結婚は山あり谷ありだから」という理由でジェットコースター婚を挙げたカップル
人生の新たな出発点の1つである結婚式で、タキシードに身をつつんだ新郎とドレスを着た新婦がジェットコースターに乗りこみました。
彼らの結婚式はバレンタインデー当日に行われたのですが、そんな絶好の日取りから受けるロマンチックなイメージとは裏腹に、新郎・新婦ともに結婚に対してシビアな考え方を持っていて、山あり谷ありのこれからの人生をジェットコースターで先取りしたとのこと。
ジェットコースター婚の様子は以下から。Couple Starts Married Life On Dania Beach Roller Coaster - Family News Story - WPLG Miami
新郎のRichie Kearnsさんと新婦のSherry Blaisさん。
2人はフロリダ州・デーニア海岸にある「ハリケーン」という木製コースターに乗って挙式しました。
コースターの周りには祝福ムードのバルーンが飾られています。
もともと2人はジェットコースターに乗るのが好きで、新たな人生の門出に際して、「ハリケーン」に乗って式を挙げるのがいいのではないかと考えたのだとか。
新婦のSherryさんは「結婚は山あり谷あり、紆余(うよ)曲折に満ちています。ちょうど、ジェットコースターに乗っている時みたいに。だから、結婚式でこのコースターに乗ることが、私たちが共に歩む人生を象徴してくれるものと思ったんです」と語ります。新婚とは思えないシビアな考え方ですが、それもそのはずで、Richieさんによると2人は共にバツイチで、それだけに結婚生活の甘くない側面も知っているとのこと。だからこそ、ロマンチックな雰囲気が漂う結婚式で、あえてジェットコースターに乗り込んだそうです。
Sherryさんはコースターに乗っている間ずっと、ベールが風に飛ばされてしまわないように押さえていなければならなかったそうです。
このユニークな結婚式の後、2人はハネムーンに行くのではなく、自宅のあるRhode Islandに帰って行ったそうです。結婚生活のアップダウンをコースターで味わった後だから、ゆっくりと自宅で休みたいということなのかもしれません。
・関連記事
107歳のおばあちゃんが23度目の結婚を目指して婚活宣言 - GIGAZINE
インドで結婚披露宴の象が大暴れして20台以上の車を破壊 - GIGAZINE
似たもの夫婦はもともと似ているのか、だんだん似てくるのかの結論が研究で明らかに - GIGAZINE
誤って捨ててしまった結婚指輪を10トンのゴミの山から見つけ出す - GIGAZINE
結婚・離婚などの価値や損失を経済学者が男女別に比較 - GIGAZINE
・関連コンテンツ