「いつか天魔の黒ウサギ」アニメ化、Twitterで集めたアイデアから原作者がスペシャルストーリーを作成
ライトノベル「いつか天魔の黒ウサギ(いつ天)」がテレビアニメ化されることが発表されました。
この作品では、アニメに対するアイデアや要望をTwitterのハッシュタグ「#itsutenanitsuku」で集めるという面白い企画を行っており、この集まったツイートの中からアイデアをまとめて、テレビでは放送しないオリジナルストーリーを丸々1話分作ってしまうそうです。ツイートからストーリー原案を作るのは原作者の鏡貴也さん。
アニメの詳細は以下から。
いつか天魔の黒ウサギ
http://www.itsu-ten.jp/
「いつか天魔の黒ウサギ」は鏡貴也によるライトノベルで、2008年からこれまでに本編6冊・高校編2冊が刊行されています。2010年10月20日発売の高校編2巻の帯でアニメ化企画が進行中であることが明かされていましたが、2011年1月にアニメ化が正式に発表されました。
アニメ化を記念して、Twitterのハッシュタグ「#itsutenanitsuku」でテレビで放送しないオリジナルアニメ(アニメDVD付き文庫に収録)について、読者参加型企画を実施しています。ハッシュタグ「#itsutenanitsuku」を使って「いつ天のこんな番外編アニメが見たい!」「このキャラクターが活躍するこんなエピソードを!」などツイートすることで、このツイートをベースにオリジナルエピソードが作られるとのこと。ちなみに、ツイートから原案を作り上げるのは原作者の鏡貴也さん。
なお、鏡さん自身が「鏡先生に休暇をあげる話がいいと思います」というアイデアをツイートしましたが、公式アカウント(@info_itsuten)によって「鏡さんが休暇をとるために締め切り前倒しにする話がいいと思います(笑)」と切り返されていました。
2010年にアニメ化された「伝説の勇者の伝説」でも、鏡さんはメールマガジンにコラムを掲載したりと本編以外に色々と仕事をしていましたが、「いつ天」でも同じようにいろいろすることになるのでしょうか……。
ちなみに、原作第7巻「いつか天魔の黒ウサギ7 二学期でさよなら」が1月20日発売予定。アニメを見るにあたり原作を知っておきたいという人は、追いかけるにはちょうどいいタイミングかも知れませんね。
・関連記事
アニメ化を果たした「伝説の勇者の伝説」の鏡貴也さんにインタビュー、小説家になるコツや執筆スタイルを大公開 - GIGAZINE
プロの小説家になるにはどうすればいいのか?「魔術士オーフェン」で有名な小説家、秋田禎信さんにインタビュー - GIGAZINE
ライトノベル史上最強の寸止めアニメ「かのこん」、第7話以降は表現がエロすぎて無料配信中止 - GIGAZINE
・関連コンテンツ