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10歳の少女が超新星を発見、最年少記録を更新

by NASA's Marshall Space Flight Center

太陽のように自分の力で光を発している天体は「恒星」と呼ばれますが、その恒星が生涯を終えるときに大規模な爆発を起こし、まるで星が新たに生まれたかのような光を放ちます。この爆発現象が「超新星」ですが、なんとこのたび10歳の少女が超新星を発見したそうです。10歳での超新星発見は最年少記録なのだとか。

詳細は以下から。
CBC News - New Brunswick - N.B. girl youngest to discover supernova

(PDF)Ten-year-old New Brunswick Girl Discovers Exploding Star

カナダ王立天文学会の発表によると、超新星を発見したのはカナダのフレデリクトンに住むKathryn Aurora Grayさん(10)。Kathrynさんは天文学者のPaul Grayさん(Kathrynさんのお父さんとみられる)とDavid Laneさんとともに大晦日に銀河の写真を撮影。現地時間1月2日に、写真に映った超新星を発見しました。Paulさんにとっては7つめ、Davidさんにとっては4つめ、そしてkathrynさんにとっては初の超新星発見となります。

今回見つかった超新星の位置はきりん座のUGC 3378銀河の近くで、銀河の明るさは15等級、超新星の明るさは17等級(数字が大きいほど暗い)だそうです。


日本ではきれいに流れ星を見るためにちょっと郊外まで行かなければならなかったりするので、なんだかうらやましい気がします。それにしても、ミドルネームが「オーロラ」とは、両親の趣味が感じられる名前ですね。

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in メモ, Posted by logc_nt

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