メモ

ミニスカ警官のせいで交通事故増加、ドライバーが脇見を認める

by Phantomfies

街を歩いているときに魅力的なミニスカートの女性とすれ違うと視線が引きよせられるのは仕方のないことかもしれませんが、それが運転中だと脇見運転による事故の危険につながってしまいます。

チェコの警察が交通マナー向上のため、遠目に見ると本物の警官が立っているように見える段ボール製の警官の等身大パネルを交差点などに設置したのですが、その段ボール警官がミニスカートの女性警察官だったため、逆に事故が増える結果となってしまったそうです。


詳細は以下から。Czech towns deploy cardboard police in miniskirts | Washington Examiner

Miniskirt clad Czech cardboard cut-out police officers cause double the amount of accidents - Telegraph

遠目に見ると本物に見えてドキッとするような段ボール警官段ボールパトカーは、ドライバーにスピードを抑えさせたりシートベルト着用を促すなどの交通安全効果があることがわかっているのですが、あまりに魅力的すぎる段ボール警官の場合は逆効果だったようです。

プラハを中心としてチェコ中央部では、交通安全強化の取り組みとして、信号機を設置する予算はないものの事故が発生しやすくそのままでは危険と判断された交差点など複数個所に、交通整理用の手旗を手にした女性交通警官のパネルを設置したそうです。しかし、短いスカートとハイヒールにストッキングで、赤い口紅を塗った魅力的な若い女性の警官の姿は、ドライバーの目を吸い寄せすぎたのか、交通事故を多発させる結果となってしまったとのこと。

事故を起こしたドライバーの1人はミニスカ警官のパネルを見ていたことは認めていますが、「そういう意味で見ていたんじゃない」と強調し、「この寒い中ミニスカートなんて、何を考えてるんだ?と思って見ていたんだ」と語っています。

プラハの南東100kmほどに位置するMysletínの村に設置された段ボール警官の1つ。


たしかに雪の積もった中この服装は寒そうで、心配してしまうドライバーも多いかもしれません。


Mysletínでは地元のラジオ局により、これらの段ボール警官に着せるジャケットや帽子などの防寒具が提供されたのですが、それらは翌日には盗まれてしまいました。段ボール警官自体も各地で盗まれているそうです。

関係各位によると、実際にドライバーにスピードを落とさせる効果はあるとのことですが、事故を誘発しているとの指摘を受けてチェコの内閣府は現在この計画を再検討中とのこと。

Mysletínの近くの町MrákotínのMiroslav Pozar町長は、自分も含めドライバーたちは段ボール警官を見ると反射的にスピードをゆるめると語り、「警官の制服ではなく脚に反応している」という説については否定しています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
イギリスの警察がダンボール警官に約240万円を費やす - GIGAZINE

ダンボールで作ったパトカーを置いたら車がゆっくりに - GIGAZINE

ご近所の交通安全を守るため中古の警察車両を購入した男性 - GIGAZINE

スピード違反撲滅のために純白の天使が降臨 - GIGAZINE

スピード違反したくなくなる速度超過告知板 - GIGAZINE

いまどきの老人は走り屋なのか?オービス設置後、スピード違反で逮捕される高齢者が激増 - GIGAZINE

イギリスとニュージーランドで同じ警官にスピード違反を取り締まられてしまった男性 - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.