メモ

誰とも目を合わせずぎこちない笑顔、うれしくないプレゼントをもらった人の反応は75%の贈り主に見破られている


by sean dreilinger

人の喜ぶ顔はプレゼントの醍醐味(だいごみ)で、特に子どもの場合は奇声を発し飛び跳ねながら全身で喜びを表現してくれるようなことも多く、誕生日やクリスマスにはカメラを構えてプレゼントを開ける瞬間を逃さず撮影するという両親も多いのではないでしょうか。

しかし、期待はずれなプレゼントをもらった時には反応に困るもので、贈り主をがっかりさせないように内心うれしくなくとも喜んでみせる演技力が要求される場合もあります。ゲーム機を持っていないのにソフトをもらった時、とても外に着ていく勇気がないような独特のセンスの服をもらった時、指輪だと思って開けた箱の中身が歩数計だった時……微妙なプレゼントをもらった経験は誰しもあると思われますが、落胆を隠した精いっぱいの笑顔は、贈り主には見抜かれていたかもしれません。


詳細は以下から。Just what you always wanted? White lies about those unwanted presents are fooling no one, reveal scientists | Mail Online

ハートフォードシャー大学の心理学者Karen Pine教授らによる研究で、75%もの人は、プレゼントをもらった人が本当に喜んでいるか否かを見分けることができると判明しているほか、表情やボディ・ランゲージからもらい手の本心を見抜くポイントも明かされています。

680名の男女の被験者がプレゼントを渡したり受け取ったりする様子を撮影し分析したところ、もらったプレゼントを気に入っていない被験者は明らかに居心地が悪くはずかしい思いをしていて、それはボディ・ランゲージに表れていることが確認されました。典型的な反応の1つは、部屋にいるほかの人と目を合わせないようにプレゼントをじっと見つめるというもの。また、無意識に「逃げ道」を探しているかのように視線が部屋の扉へ引きよせられるという反応も多く見られたそうです。気に入らないプレゼントをほとんど触ろうとしない被験者も多かったほか、時には開けたばかりのプレゼントをそのままもう一度包もうとするかのような動きも見られたとのこと。

逆に、開封したプレゼントをトロフィーのように高くかかげて、部屋中の人に見せびらかそうとするような動きは、本当にプレゼントを気に入っている証拠と言えるようです。また、例えばマフラーなど身につけるものの場合には、手でなでたあと首にかけたりしていれば、本当に気に入っていると考えられます。

表情も本心から喜んでいるかどうかを見分ける鍵となるとのことで、プレゼントを気に入っていない場合には口元だけで笑い、笑顔が目に達しないのに対し、本当に喜んでいる場合は目元まで笑っていて、笑顔が長時間続くそうです。

Pine教授は「プレゼントをもらった時にわたしたちが口にすることと、ボディ・ランゲージが伝えることは、大きく違っていたりするものですが、本心をもらすかすかなサインを、贈り主が読み取ってしまう場合も多々あります」と語っています。

調査ではもっとも「リスクが高い」プレゼントは服やアクセサリーなどの身の回り品で、チョコレートやアルコールなどの嗜好(しこう)品、食べ物などの方がずっと「安全」だということも明らかになっています。また、被験者の75%は、もらい手がプレゼントを本当に気に入っているかどうか見抜くことができ、女性の方が見抜く能力は高かったそうです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
これで万全、クリスマスプレゼント選びの方程式 - GIGAZINE

クリスマス前にプレゼントの箱を開けた12歳の少年が逮捕 - GIGAZINE

Xbox360に見せかけたひどいものをプレゼントされる少年のムービー - GIGAZINE

クリスマスプレゼントを予定より早く開けた夫が妻に刺される - GIGAZINE

プレゼントをぐちゃぐちゃにラッピングする「ダメ梱包」サービスがスタート - GIGAZINE

プレゼントを届けていたサンタが駐車違反のキップを切られる - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.